と考えてはいませんか?
ジョイントマットは赤ちゃんや小さな子供用というイメージですが、大人が使っても非常にメリットがあります。
そこで
を紹介しようと思います(もちろんぼくの主観です)。
次の5つになります。
- 寝室
- キッチン
- 洗面所・脱衣所
- 和室
- 子供部屋
ちなみにリビングは「おしゃれ」に着目し、別ページにまとめてあるので、そちらを参考にしてください。
1.寝室
寝室にジョイントマットを敷く一番のメリットは、とっても簡単に寒さ対策ができる点にあります。
敷く範囲が広いほど、効果は高まります。
なぜ寒さ対策ができる?
いきなりですがクイズです。
(答えをタップしてね!)
いかにも「床の冷たさ」が答えのような引っ掛け問題風ですが(すみませんm(_ _ )m)、寝室が寒い理由は、圧倒的に窓から侵入する冷気です。
新築で隙間風がなくても、窓があるだけで大なり小なり冷気は必ず入ってくると考えて間違いありません。
窓から侵入する冷気は温かい空気より重いため、床にたまります。
こちらのサイトで、気温以外の数値を固定し、気温だけ変えて重さを計算してみよう。
冬の冷たい空気は乾燥しているので、湿度もいっしょに変えてみると、より分かりやすいと思います。
床を温かくすると、お部屋も暖かくなる
冷気が床にたまることでフローリングはどんどん冷たくなります。
1階なら床下の冷気にも大きく影響を受けますし、2階の寝室だとしても、窓からの冷気により、結局フローリングが冷たくなってしまいます。
表面温度が5度の床と15度の床、どちらが寒くなるでしょうか。
当然5度の床ですよね。
床が冷たいとそれだけで寝室は寒くなってしまいます。
そして寝る時は床に対して平行になるため、全身でその冷気を感じることになるので、特に寒く感じてしまいます。
ジョイントマットを敷くことで冷たいフローリングを改善でき、ただ敷くだけで寝室を暖かくすることができます。
一般的なジョイントマットより、表面がコルクになったジョイントマットのほうが温かみがありますよ。
2.キッチン
キッチンにジョイントマットを敷くことで
- 冷たくない
- キレイに保ちやすい
- 足腰にやさしい
という3つのメリットがあります。
冷たくない
キッチンマットやスリッパで解消している人がほとんどだと思います。
ジョイントマットも冷たくなりにくい素材なので、裸足でも大丈夫なほどです。
キレイに保ちやすい
油汚れなどが多いキッチンでは、手軽に水拭きできる素材が理想的ですよね。
拭きやすさに関してはフローリングが最強ですが、ジョイントマットの場合は、外してお風呂場で水洗いできる点が最大の魅力です。
足腰にやさしい
硬い床より柔らかい床のほうが、体の負担は減りますよね。
主婦にとっては長時間いる場所なので、その影響度も大きくなります。
ジョイントマットは総合力が高い
- キッチンマット:冷たさはないが、油汚れが落ちにくく洗濯が面倒
- フローリング:掃除はしやすいが、冷たくて硬い
- スリッパ:油汚れを踏んでも気づきにくく、リビングやダイニングまで汚れやすい
これに対しジョイントマットの場合は、
- 洗いやすい
- 冷たくない
- 柔らかく足腰にやさしい
- スリッパ不要
という複合したメリットがあるのがポイント。
木目調のジョイントマットにすれば、見た目もそこそこにできますよ。
3.洗面所・脱衣所
洗面所は脱衣所も兼ねていることが多く、ジョイントマットを敷くことで小さな子供に安心です。
ぼくは子育ての経験がありますが、お風呂上がりに3~4回は洗面所で転んで泣いているんですね。
滑る&はしゃぐ
お風呂上りは、なぜか妙にテンションが高くなります、子供は。
チョロチョロと動き回ったり、意味もなくジャンプしたり…。
しまいに足が濡れているもんだから、転ぶわけですね。
頭を打つのも怖いですが、裸なのでけっこう肘とか膝も痛めやすく、せっかくの楽しい気分が台無しですよね。
ラグを敷くわけにもいかないので、ここはジョイントマットの出番というわけです。
水に強く、クッション性もあります。
おすすめは、数枚をガムテープで留めて隙間に入れておき、吸水マットのように使う時だけサッと出すという使い方。
ジョイントマット自体は水に強いものの、やはり湿気の多い場所だけに、敷きっぱなしはカビの原因になるので要注意です。
4.和室
和室を洋室のように使いたい時もありますよね。
畳の上にジョイントマットを敷くことで、畳のデメリットを解消することができます。
畳のデメリット
個人的には和室は大好きですが、フローリングにはないデメリットがあるのも事実。
- 畳の「ささくれ」が赤ちゃんに刺さりやすい
- 重いものを置くとへこむ
- 見た目が好みじゃない
などがあげられます。
1.畳のささくれ
赤ちゃんにとって和室は、クッション性が良く安心感も高い場所。
でも畳のささくれが出ていると、刺さってしまいそうですよね。
特にハイハイの頃は「こすりながら」の移動なので、とても刺さりやすくなってしまいます。
ジョイントマットを敷くことで、ささくれは全て解消できますね。
2.重いものを置くとへこむ
畳はへこんだ跡が残りやすい弱点がありますよね。
ジョイントマットを敷くことで、跡が付くのを軽減させることができます。
ただ、ジョイントマット自体も柔らかいので、安定感という部分では期待できません。
ソファやベッドのような「倒れない家具」ならメリットがありますが、本棚やカラーボックスなどの「倒れやすい家具」を置くのは非推奨です。
もし置く場合は、転倒防止金具などを付けて倒れないようにしよう。
3.見た目が好みじゃない
木目調のジョイントマットなどを敷くと、パッと見は洋室風になります。
が、よく見るとジョイント部分が見えるので、あくまで雰囲気だけは改善できるといった程度です。
畳の上に敷く場合の注意点
まず、フローリングと違いまっ平らではありませんよね。
ジョイントマットも平らにならず、てこの原理で端が浮いてつまずいてしまう可能性があるので注意しよう。
裏側からガムテープで留めて使うのがおすすめですが、家具を乗せると今度は剥がしにくくなるため、畳のカビやダニの繁殖が怖くなります。
家具を置く部分「以外」をガムテープで留めて一枚のようにし、最低でも年に一度の大掃除の時は、はがしてきれいに掃除しよう。
5.子供部屋
防音やフローリングのキズ防止・安全面など、子供部屋にジョイントマットを敷くメリットはとても大きいですよね。
子供部屋に敷くときは「敷く場所」に気を付けよう。
家具を乗せると不安定になる
床全面に敷くときは、家具が不安定にならないかしっかり確認しなければいけません。
子供部屋の家具が不安定というのは、とても危険です。
子供部屋の場合は
- タンスやチェスト
- 3段ボックス
- 本棚
などがそれにあたると思います。
その部分を避けるか、もしくは転倒防止を付けるか、予め考えておきたいところです。
ドアやクローゼットの扉に注意
ドアやクローゼットの扉を開けた時の「下の隙間」がないと、ジョイントマットを敷くことはできません。
ドアはけっこうクリアできるのですが、クローゼットの扉は要注意です。
100均で1枚だけ買って試してみたり、本を置いてみたりするのがいいかもですね。
キャスター付きチェアは使いにくい
勉強机は転倒しない家具なので、問題はないはず。
キャスター付きのチェアは、ジョイントマットとは相性が良くありません。
机もろともデスクカーペットを敷いてしまうのが、一番手っ取り早い解決策です。
あまり薄いと意味がなくなってしまうので、キャスターが沈まない程度の厚み・硬さのあるタイプを選ぼう。
まとめ
住まいの中で、ジョイントマットと相性のいいスペースを紹介してきました。
海外と違い、日本は靴を脱いで部屋にあがるので、硬いフローリングは案外デメリットが目立ちます。
ジョイントマットは一度使うと快適すぎて手放せなくなるほど。
カーペットやラグもいいですが、クッション性を重視するなら、ぜひジョイントマットを試してみてください。