一人暮らしで「すのこベッド」にしたいけど、どんなタイプがいいのか悩んではいないでしょうか。
通気性を重視する場合、すのこベッドにするのがおすすめ。
でも床板がすのこになっているベッドは数多くあり、その中から一台を決めるというのはとても難しいものですよね。
そこでここでは、一人暮らしで使いやすいおすすめの「すのこベッド」を紹介しようと思います。
すのこベッドの種類
通気性を重視する目的ですのこベッドを選ぶ場合は、単に「すのこになっている」だけじゃなく、通気性がいいタイプを選ぶのがおすすめ。
そのためには、ベッド下にしっかりとした空間が必要になります。
空間が湿気を効率よく分散する
ベッドの下に空間があるからこそ、すのこの隙間から湿気が逃げて分散することができます。
ここに物があったり、周囲をフレームで囲まれていたりすると、すのこの隙間から出てくる湿気の逃げ場がなくなってしまいますよね。
一人暮らしでは、少しでも収納スペースを増やすため、ベッド下に物を入れたりする人も多いはず。
でも実は、何もない空間も湿気を効率よく分散するために、しっかり使われているスペースだったりします。
物をベッド下に入れること自体がダメというわけではなく、通気性を良くし、カビの発生を抑えるということを重視する場合は、ベッド下に物をあまり入れないほうがいいというわけですね。
収納ベッドは通気性が良くない
床板がすのこになっている収納ベッドがあります。
収納できるのは、一人暮らしでも非常に役立つ機能性ではありますが、通気性ということに関してはおすすめしません。
収納スペースに湿気がいっても、結局フレームに囲まれているため、通気性は良くありません。
この画像のように、収納スペースとすのこの間に一枚の板を挟んでいるタイプもあります。
収納スペースに湿気が行きにくいものの、これで「通気性はバッチリOK」と考えるのは早計。
単なる板状よりはいいですが、やはり通気性がいいとは言えません。
フロアベッドも通気性が良くない
床にベッタリ置くタイプのベッドも、床板がすのこになっていても湿気には弱いタイプと言えます。
こちらもフレームに囲まれて空気の流れがないので、すのこじゃない床板と比べれば、すのこのほうが通気性はいいという捉え方が正解。
と考えてしまうと、カビの原因になってしまいます。
おすすめの3つの「すのこベッド」
通気性を重視するなら、床板がすのこになっていて、その下に空間があり、空気の流れができることが理想。
さらに一人暮らしでは、そこまでベッドだけに予算を回すことはできないことが多いため、安価なタイプが人気。
そんな条件を満たしたおすすめのすのこベッドを紹介しようと思います。
開放的な雰囲気のお部屋にしたいなら「NOTHUCO(ノツコ)」
ヘッドボードがなく、非常に省スペースなタイプ。
コンパクトにベッドを置くことができるので、一人暮らしでスペースに悩んでいる人にもおすすめです。
高さを三段階に調整できる点も大きな特徴で、低くすれば開放的なローベッドになります。
ただ、一番低くしてしまうと湿気の逃げ道がフレームでふさがれてなくなり、通気性が悪くなってしまいます。
開放的な雰囲気にはなりますが、通気性重視なら脚を付けるのがおすすめですよ。
【価格】
シングルフレーム:1~2万円前後
女性におすすめの可愛いパイン材のすのこベッド「Mina(ミーナ)」
女性ならこのような可愛いパイン材のすのこベッドもおすすめ。
触り心地もやさしく、すのこなのはもちろん、見た目にも清潔感がありますよね。
また非常にコスパの優れたモデルで、価格も大きな魅力。
寝心地重視でマットレスに予算を回してもいいですし、一人暮らしなら他にも家具家電が必要なはず。
梱包サイズもコンパクトなので、狭い玄関も難なく搬入することができますよ。
【価格】
シングルフレーム:1~2万円前後
⇒追記:販売終了
床置きでいいなら激安折りたたみすのこベッド
棚やコンセントなどが不要なら、圧倒的な低価格と省スペースを実現できるシンプルなすのこがおすすめ。
すのこを敷いてマットレスを乗せるだけですが、フローリング直置きに比べるとカビに強くなります。
布団を敷いて寝ることもでき、「M字」にすれば布団干しとしても使えます。
手軽に収納してお部屋を広げることも可能なため、一人暮らしには使いやすいですよ。
【価格】
シングルフレーム:1万円前後
まとめ
通気性を重視するなら、床板はすのこが必須。
さらに湿気の逃げ道がしっかり確保された、脚付きのベッドが最も通気性のいいベッドと言えます。
寝具やマットレスのカビを防ぐには、まずは湿気対策が一番重要。
人は寝ているときにコップ1杯の汗をかくと言われているので、しっかり湿気対策をして気持ちのいいベッドで寝たいですね。