セミダブルに二人で寝るときの注意点と快眠するための3つのポイント

セミダブルに二人で寝るときの注意点と快眠するための3つのポイント インテリア情報・豆知識
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セミダブルって、二人で寝ることは可能…?

という疑問はないでしょうか。

  • 同棲カップルが狭い部屋で二人暮らし
  • 小さな子供の添い寝
  • ホテルに格安セミダブルパックがあった

このような状況では、セミダブルのベッドに二人で寝るシチュエーションが生まれることがあると思います。
大前提としては

セミダブル = 広い一人用

ですが、寝られないことはありません。
そこで、セミダブルサイズに絞って二人寝できるかを様々な角度から考えてみようと思います。

セミダブルのサイズ感

セミダブルのサイズ感

Prinz-Peter / Pixabay

セミダブルは広い一人用で、幅は約120cmです。
シングルが100cm、ダブルが140cmなので、ちょうど中間ですね。

シングル(幅90~100cm) = 一般的な一人用

セミダブル(幅120cm) = 広い一人用 ≒ 狭い二人用

ダブル(幅140cm) = 一般的な二人用

こんな風に考えることも、できないこともありません。

セミダブルベッドで二人で寝たイメージ

セミダブルで大人二人が寝たイメージ

↑大人二人だと、相当狭いです。

横にはなれますが「寝返り」がほぼできないレベル。
よっぽどくっついて寝るのが好きな夫婦やカップル以外は、基本的にはやめた方が無難です。

セミダブルで親子で寝たイメージ

↑子供との添い寝なら、普通に二人寝ることができます
余裕はありませんが、子供は肩幅も細いのでスペースは十分です。

気を付けたいのが、子供は寝相が悪いという点。
蹴られることは覚悟しておいたほうがいいかもしれませんね。

セミダブル×二人寝では耐荷重に気を付けよう

元々は広い一人用としてメーカーが作っているわけなので、耐荷重も一人向けになっていることがほとんど。
目安は100~120kgが多いです。
70kgの男性と50kgの女性でいっぱいなので、壊れてしまう可能性が高まってしまいますよね。

これから購入予定という人は、耐荷重が高めのタイプを選ぶのがおすすめです。

超頑丈すのこベッド

シチュエーションごとのポイント

シチュエーションごとのポイント

sasint / Pixabay

冒頭で紹介したシチュエーションごとに、セミダブルで二人でするときのポイントを紹介しようと思います。

  1. 同棲カップルのベッド
  2. 子供と添い寝する
  3. ホテルの格安パック

1.同棲カップルのベッド

同棲カップルのベッドサイズとしては、可もなく不可もなく、狭いけどアリかなと思います。
もちろん狭いですが

  • 予算を抑えることができる
  • 省スペースに置ける

などのメリットもあります。
もちろんスペースや予算にゆとりがあれば、ダブルサイズやシングルを並べるなどが理想。

でも現実的にはなかなか難しいことも多いはずなので、総合的にはメリットも大いにある選択肢だと思いますよ。

2.子供と添い寝する

乳児~幼児くらいの小さな子供との添い寝なら、ちょうどいいサイズ感
寝相が悪いので、蹴られる可能性は高いですけどね。

ただ、小学生低学年くらいまでが限界でしょうか。
高学年になると、特に女の子は成長が早く体の大きさも大人とそんなに変わらないですよね。

寝られないことはないかもしれませんが、ベッドから落ちたり、気にして寝返りがしにくかったり、悪影響が大きくなってきます。

3.ホテルの格安パック

上の2つとはやや毛色が違いますが、これは「狭いベッドでいいなら安く泊まれるよ」というパックですね。
当然、宿によってという条件付きです。

もしこのような格安プランがあって悩んでいるなら「ぴったりくっついて寝られる関係か」ということを考えよう。
狭いのは覚悟のうえで、例えば親子なら大人同士でも全然いいですよね。
カップルでも大丈夫。
でも異性の友達同士だと、かなり厳しいかもしれません。

価格は魅力的かもしれませんが、セミダブルで大人二人はけっこう狭いですよ。

セミダブルで快適に寝る3つのポイント

セミダブルで快適に寝る3つのポイント

ErikaWittlieb / Pixabay

ホテルのベッドは自分ではどうにもできませんが、自宅用にこれから用意する人は、少しでも快適になるベッドを選びたいところですよね。
セミダブルで二人で寝る場合は、次の3点に気を付けよう。

  1. 硬めのマットレス
  2. 壁から10cm離して置く
  3. ローベッドにする

1.硬めのマットレス

一枚のマットレスに二人が寝るわけなので、柔らかいと体重が重い人のほうに、もう一人が転がりやすくなります。
ダブルくらいの広さがあればまだセーフかもしれませんが、セミダブルだと中央に二人が寄るので、余計に沈みやすくなってしまいますよね。

また、柔らかいマットレスは端によると転げ落ちてしまうため、狭い寝床には向きません。
硬めで端っこが沈まないマットレスだと、ワンランク上のサイズ感で寝ることができますよ。

2.壁から10cm離して置く

狭くてベッドから落ちやすいため、壁にベッタリ付けたくなりますが、できれば10cmくらいは空けて配置しよう。
理由は、壁付けだと掛け布団が落ちやすくなってしまうからです。

壁とベッドの隙間に掛け布団が入ってくれると、左右のバランスが良くなり落ちにくくなります。
ところが、壁にベッタリだと壁の反対側にばかり掛け布団が移動しやすく、結果的にそっちに落ちやすくなります。

人が落ちない程度に、それでいて掛け布団が入るくらい、さらに、無駄にスペースを取ってしまわないくらいに隙間を空けるのがポイントです。

3.ローベッドにする

布団も人も落ちないようにするために、ローベッドにするのも賢い方法。
低いベッドなら転げ落ちても痛くありませんし、掛け布団が落ちにくいので壁付けで配置することもできます。

いっそのことベッドフレームではなく「すのこ+マットレス」だけにするのも、価格面を考えてもメリットがあります。
低くすることでデメリットはありますが、セミダブルで二人で寝ることを考えると一長一短で選択肢としてはアリだと思いますよ。

シンプルなセミダブルのすのこ

まとめ

セミダブルで二人で寝ることはできます。
でもかなり窮屈なため、二人とも狭いのを我慢できるか話し合うことが大事になりそうですね。

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