と悩んではいませんか?
やや濃いめの色なので、心配になってしまいますよね。
そこで、リビングダイニングをウォールナットで統一している実例を紹介。
やっぱり見てみるのが一番です。
合わせて、ウォールナットの木目が素敵なリビングダイニングの家具を紹介します。
ウォールナットで統一するとこんな感じ
ウォールナットは直訳すると「クルミ」ですが、家具で使われる場合は主にクルミ科の「ブラックウォールナット」を指します。
ブラックという文字の通りやや濃いめの色で、かたくて重く、加工性がいいといった特徴があります。
参考:ウォールナットとは?オークやクルミとの違いって?/All About
細かい部分はこのくらいにし、とにかく雰囲気を見てみよう。
床色別に紹介します。
床もウォールナット系
まずは、家具も床もウォールナット系の雰囲気です。
なんて想像している人に参考になると思います。
テレビボード・シェルフ・サイドテーブル・ダイニングテーブルといった家具類がウォールナットでまとめられています。
フローリングに加え、柱や天井の一部にも木目が使われており、窓にはウッドブラインド。
徹底的にブラウン系で揃えられていますよね。
これを「暗い」と感じるか「落ち着いた雰囲気」と感じるかが、「好み」ということになりそうですね。
個人的には、温かみがあって落ち着いた大人っぽいテイストで好きな雰囲気です。
テレビの背面とカウンター下に、おそろいのアクセントクロスを配しているあたりに、こだわりを感じてしまいます。
こちらもウォールナットを中心としたブラウンが多いお部屋ですが、横全面が窓になっていてとっても明るいですね。
壁や天井がホワイトならば、家具や床がブラウンで統一されていても結局はお部屋の「光量」次第と言えそうです。
ラグがいい感じでバランスを取っているように見えますね。
テレビの後ろのアクセントクロスも、とっても素敵です。
明るいホワイト系の床色
次は、ホワイト系の床にウォールナットを揃えた雰囲気です。
建具の色なんかは、現在いろいろ検討中という人の参考になると思います。
家具はもちろん、ドアなどもウォールナットで統一されています。
床がホワイト系だと、コントラストがくっきりしていてエレガントなイメージになりますよね。
高級感のある雰囲気になります。
インテリアグリーンを置くことでグッとリラックス感が増し、過ごしやすい空間になっている印象。
モダンっぽさとナチュラルさがいい感じでコーディネートされていますね。
明るいナチュラル系の床色
明るめのナチュラル系フローリングで、ウォールナット家具を揃えるとこんな雰囲気です。
ナチュラル系のフローリングだと、良い感じに同系色でまとまった雰囲気に。
石目長のアクセントクロスやスタイリッシュな間接照明など「モダン」なテイストがありますが、インテリアグリーンとナチュラル系のフローリングにより、やさしく居心地のいい空間になっていますよね。
カーテンが濃いグレー系なので、夜は少しシックで大人っぽい雰囲気になりそうです。
ダークブラウン系の床色
床や建具がウォールナット家具よりも濃いめの場合は、このような雰囲気。
ナチュラル系と同じく、同系色というイメージになりますね。
そしてやっぱり、おしゃれなお部屋にはインテリアグリーンが必ず置いてあります。
特にブラウン系とグリーン系は相性がいいので、ウォールナット家具で統一する場合は、インテリアグリーンの配置も予め検討しておくのがいいかもしれません。
リビングダイニング向きのウォールナット家具
好みのテイストはあったでしょうか?
実例を見るとイメージが膨らんでくると思います。
いい感じにまとめるポイントは
- ダイニングテーブル
- テレビボード
- センターテーブル
といった大きな家具をウォールナットに揃えていくのが、王道パターン。
床色がウォールナットなら、それだけで十分なくらい統一感があります。
さらに、床色がホワイトやナチュラル系だったり、リビングダイニングが広めの場合は
- サイドテーブル
- ウッドブラインド
なども合わせることで、ブラウンの面積が増えて統一感が出るはずです。
無垢材と突板(つきいた)
ウォールナットの家具を揃えるときに知っておきたいのが
- 無垢材
- 突板
という2つ。
突板は、表面だけが本物のウォールナット
こう書くと突板がニセモノみたく感じてしまいますが、それは違います。
貴重な資源を有効に使えるのが突板で、エコな制作方法です。
無垢材はさらに
- 一枚板
- 集成材
に分けられます。
集成材は、いくつかの無垢材を合わせたもの
市場に出ている無垢材テーブルの多くは集成材になり、一枚板は貴重で高価なのでしっかり「一枚板」として分けられています。
無垢材の方が価格が高く、突板の方が安くなります。
見た目はほとんど分かりません。
こだわって予算を投入できるなら無垢、見た目を揃えつつ妥協できるなら突板という選択がいいように思います。
ちなみにプリント紙(ウォールナット柄が印刷された強化紙)などの化粧板もありますが、
と考えると、ここは妥協しない方が個人的にはおすすめ。
また、プリント紙は劣化しますが、無垢や突板は経年変化を楽しむことができます。
というわけで、ここからウォールナット「無垢材」と「突板」の家具を中心に紹介していきます。
ダイニングテーブル
ダイニングの主役はやっぱりダイニングテーブル。
家族の人数やスペースにより、どんなタイプを選ぶべきか大きく変わるのが注意点です。
ウォールナット素材のいろんなタイプを紹介します。
3~4人家族向けの王道スタイルダイニング
↑ ウォールナット無垢の、王道デザインテーブル。
機能性はなくシンプルなダイニングセットながら、それ故に素材感が引き立てられますよね。
↑ 曲げ木によるチェアも、とってもおしゃれ。
↑ ベンチにするとこんな雰囲気になります。
↑ 角のないデザインが、子供の安全とちょっとしたアクセントになっています。
シンプルなデザインなので、多くの家庭に合わせやすいテーブルですよ。
5~6人家族向けの大きめ無垢ダイニング
↑ 幅160cmと幅180cmが選べる、大きめのウォールナット無垢ダイニング。
テーブルはもちろん、チェアやベンチまで全て無垢材で作られていて、「木」を全面に出したやさしいダイニングになります。
↑ ベンチも合わせて幅広で、子供なら4人くらい座れます。
↑ 木の荒々しい面を隠さずそのままテーブルにしたようなデザイン。
↑ 4人でゆとりあるテーブルにしたり、3人目の子供のためにあえて大きめにするというのもありですね。
狭いダイニングに最適な伸縮式テーブル
↑ ダイニングスペースに余裕がない場合は、伸縮式のテーブルが便利。
無理に大きいサイズを置くと人が通る動線が悪くなってしまい、住みにくくなってしまいます。
↑ このテーブルは、幅120cmから150cm・180cmと3段階に変えられるのが特徴。
人数調整のほか、鍋やホットプレートを使う時、大皿料理のときなど、臨機応変に天板の広さを変えることができます。
↑ 木目も大きな特徴で、魅力。
あえて短辺方向に木目を持ってくることで、個性的な印象になっていますよね。
無垢ではなく突板のテーブルなので、価格も抑えめになっていますよ。
狭いLDならソファダイニング
↑ マンションやアパートなど、リビングダイニングが狭い場合は、ソファダイニングがおすすめ。
リビングもダイニングも兼ねるスペース作りをすることで、ゆとりのある空間に変わります。
↑ このソファダイニング、実はこんな風にコタツにすることも可能。
季節で変えたりすることで、より快適なリビングダイニングになります。
↑ ソファの脚もブラウンで統一されていて、キッチン収納やリビング家具との相性もバッチリです。
ソファは長時間座っても疲れにくいポケットコイル仕様なので、リビング兼ダイニングにするにはピッタリのセットですよ。
ローテーブル
ダイニングも兼ねる大きめローテーブルを紹介。
ソファ前に合わせるセンターテーブルは、次の項で紹介しています。
3段階の伸長式ローテーブル
↑ 幅を120cm・150cm・180cmに変えられるテーブル。
ダイニングの項で紹介したローテーブル版です。
↑ 120cm幅にすると、かなりコンパクト。
とは言え、3~4人家族で食事をすることも普通にできる大きさです。
↑ 脚を引いて、中から天板を出して広げる感じです。
段差も出来なく、木目の方向と同じなので境目が目立たないタイプですよ。
3段階の伸長式こたつテーブル
↑ 3段階に伸長するうえに、こたつ機能まで付いているタイプ。
寒い季節も、みんなでぬくぬく暖まることができます。
↑ 普段は小さくしておけるので、動線の邪魔をすることはありません。
木目は落ち着いたシンプルな感じですね。
↑ チェアが不要なので人数調整がしやすく、低いテーブルと伸長式は意外と相性がいいコンビですよ。
センターテーブル
主にソファ前に置いたりする小さめのテーブルを紹介します。
ハの字の脚が素敵なセンターテーブル
↑ ソファに合わせやすいおしゃれなテーブル。
ハの字の脚が印象的ですよね。
↑ ウォールナット突板で木目が美しく、角が丸いのでやさしい印象になります。
↑ 折りたたみ式なので、こんな風にソファの下に収納することもできますよ。
天板が広がる小さめローテーブル
↑ 手軽に天板を広げられる、センターテーブル。
木目がとってもおしゃれです。
↑ 天板を小さくすれば、ソファサイドに合わせることも可能。
むしろ最初からサイドテーブルとして使い、来客時にセンターに置くという使い方もありですよね。
↑ 角が丸く、木肌もなめらか。
奥行きもあまりないため、ソファテーブルとして使いやすいサイズ感ですよ。
テレビボード
テレビボードはリビングの中心アイテム。
テレビの背面をアクセントクロスにするインテリアも多く、視線もそれだけ集まります。
ウォールナットで揃えるなら、しっかりおしゃれなタイプを選びたいところですね。
シンプルモダンな大きめテレビボード
↑ 木目を存分に活かすシンプルなデザインが、逆に新鮮でスタイリッシュ。
ロータイプなので、大画面テレビにもピッタリです。
↑ これじゃリモコンが利かないのでは…?と思った人は、とても鋭い!
でも、実はこのテレビボード、ガラスの上に突板を貼った設計で、閉めたままでもリモコン操作が可能なんです。
写真はオーク突板のものですが、中で明かりをつけるとこのように透けます。
↑ 開けるとこんな感じです。
見た目を損なわず、リモコン操作も可能になっているので、デザイン性重視の人に最適ですよね。
↑ 幅が180cm・200cmと大きめサイズながら、デザインがシンプルなので圧迫感なくスマートに置けますよ。
引き出しデザインが素敵な高品質テレビボード
↑ あえてずらした引き出しのデザインが、とってもオシャレなテレビボード。
木目も縦と横になっていて、さりげなくアクセントになっています。。
↑ 上のテレビボードと同じくガラスに突板を貼り付けたタイプで、閉めたままでもリモコン操作が可能です。
↑ 引き出しはスライドレール仕様なので、ガッツリ入れても開け閉めが楽にできます。
↑ モダンなデザインと木目のやさしい雰囲気が融合した、スタイリッシュなデザインですよね。
国産&完成品なので、とっても丈夫。
組立が苦手な人にもおすすめですよ。
ルーバーデザイン×ブラックガラスのテレビボード
↑ ルーバー風のデザインと、上部のブラックガラスがとってもおしゃれ。
テレビを消した時の黒い画面と揃っていて、統一感がありますよね。
↑ 実際にはもちろんルーバーではなく、デザイン。
スライドレールの引き出しで、スムーズに開け閉めできます。
↑ 背面は、デッキ部分だけオープンになっていて、配線がしやすく熱がこもるのを回避できます。
デザイン面も機能面もハイレベルで、完成品の丈夫なつくりですよ。
ルーバーデザインのロータイプテレビボード
↑ 高さ33cmの、ロータイプなテレビボード。
大画面テレビを置いても高くなりすぎず、圧迫感もありません。
↑ ロータイプでも、収納力はなかなかハイレベル。
縦収納スペースもあり、縦型の機器にも対応しています。
↑ 突板なので、木目は本物の木そのもの。
高級感があります。
大きなテレビを圧迫感なく置きたい人に最適で、150cm幅から最大210cm幅まで3サイズから選ぶことができますよ。
⇒追記:販売終了
サイドテーブル
ソファの脇にウォールナット素材のサイドテーブルを置くことで、より統一感を出すことができます。
コンパクトなコンセント付きサイドテーブル
↑ 幅30cmのコンパクトなサイズ感で、小物が落ちにくいトレータイプの天板も魅力。
コンセント付きで、充電などに活躍します。
↑ ベッド横に置くナイトテーブルとして使うのが本来なのかもしれませんが、ソファの横にも違和感なく置けます。
↑ 引き出しに加え雑誌などの入るスペースもあり、ソファでのリラックスタイムがとっても快適になりますよ。
ウッドブラインド
ウォールナット系のウッドブラインドを付けるのもおすすめ。
ダイニングスペースにある窓や、リビングの腰高窓に付けるとさりげなくまとまりそうです。
掃き出し窓に付ける場合は、面積が非常に大きいので雰囲気をよくイメージしてから検討しよう。
取り付け簡単なウッドブラインド
↑ ウォールナット家具に合う、似た色味のウッドブラインド。
ブラインドと言ってもスチール感がないので、木の家具との相性はバッチリです。
↑ 突板などではありませんが、厚みがあって木の雰囲気はしっかりあります。
↑ 天井付け・正面付けどちらも可能で、このようなブランケットを壁に取り付け、本体をそこに固定するイメージです。
既製品なので幅や長さがピッタリ合いにくいのですが、正面付けできるので多少は融通が利きますよ。
まとめ
個人的にウォールナットが大好きなので、かなり長くなってしまいました。
やや濃いめの色ではありますが、家具を統一する程度なら暗くなってしまう心配はほとんどありません。
床や壁・天井・ドア・建具など、変えられないものにウォールナットが使われている場合は、バランスを考えて少しずつ足していこう。
そもそもウォールナットの木目が好きな人なら、ある程度囲まれても大丈夫なはずです。
が、家族の意見もしっかり聞いて、みんなが暮らしやすいリビングダイニングにすることを基本にすることが大事になりそうですね。