コルクマット・ジョイントマットのカビ対策【2つだけ気を付ければOKです】

コルクマット・ジョイントマットのカビ対策【2つだけ気を付ければOKです】 インテリア情報・豆知識
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コルクマットやジョイントマットにもカビは生える…?
上に布団を敷いたらマズいかな…?

このような疑問はないでしょうか。
コルクマットだから、ジョイントマットだからと言って、特別カビやすいことはないものの、やはりマット特有の注意点も。

そこで、カビを生やすことなく快適に使うポイントを紹介します。

この記事で分かること…

  • カビが生えやすい使い方
  • カビを抑える方法

カビが生えやすい使い方

カビが生えやすい使い方

kalhh / Pixabay

コルク自体も、クッション材で使われているEVA素材も、特別カビに弱い素材ではありません。
でもカビは条件さえ揃えば、どんな場所にも生えてきます。

まずはカビの危険度が高い使い方に当てはまらないか、チェックしてみよう。

そもそもカビやすい環境で使っている

マットを敷いている部屋がそもそもカビやすい環境だと、どうしても生えやすくなります。

【湿度が上がりやすい環境】

  • 日当たりの悪い北側のお部屋
  • 風通しの悪い間取り
  • 気密性の高い新築マンションやアパート
  • 24時間換気がされていない住まい
  • 梅雨時期
  • 脱衣所

このような環境では、床とマットのわずかな隙間に湿気がこもりやすくなり、カビの原因になってしまいます

上に布団やラグを敷いている

マットの上にラグを敷いてる場合は、こもった湿気の逃げ道が余計になくなってしまいます。

布団を敷いて寝ているという場合も要注意。
人は寝ているときにコップ1杯の汗をかくので、その湿気でカビが生えやすくなります。

掃除が行き届いていない

ホコリでさえ、カビにとっては養分。
掃除が行き届かないと、それだけカビのエサが増えることにつながってしまいます。

また、押し入れや物置部屋など、普段あまり掃除をしない場所もホコリが多いので、カビが生えてしまう可能性を高めてしまいます。

カビを抑える2つのポイント

カビを抑える2つのポイント

この手のマットは裏側、もしくは床材のカビに注意しよう。
抑えるには、カビが生えるメカニズムを知るのが、遠回りのようで意外と近道です。

【カビが生える条件】

  1. 温度:0度以下、40度以上だと生きられない
  2. 養分:なんでもエサになる
  3. 酸素:生き物なので絶対必要
  4. 湿度:60%以上を好む
  5. 時間:成長に要する時間が必要

簡単に説明すると、このような条件で我々の目に見える「カビ」になります。
これらのうち

1.温度
2.養分
3.酸素

の3つは、人が生きていく上ではどうにも対策のしようがありません。
つまり

4.湿度
5.時間

の2点を対策していくことが大事というわけですね。
カビのメカニズムに関しては、こちらの記事がとても分かりやすいので参考にしてください。

参考:正しく知ろう!カビについて | くらしのお役立情報│ダスキン

ちなみにカビの胞子は空気中にわんさかいるので、どうしようもありません。

1.湿度が上がらないようにする

湿度が上がらないようにする

マットの裏側の湿気は、そのままお部屋の湿度と考えて問題ありません。
まずはお部屋の湿度が上がらないよう、次の点に気を付けよう。

  1. 結露
  2. 洗濯物の部屋干し
  3. 加湿器

結露が多い部屋は湿気も多い

結露は主に窓ガラスにできることが多いのですが、実は目に見えないところで発生している可能性もあります。
それが「フローリング」。

結露は大きな温度差が原因で発生するものです。
外気に触れる冷たい窓と、温かい室内の空気が触れる場所に水滴ができますよね。

フローリングも同じで、冬の冷たいフローリングに、マットで囲まれた温かい空気が触れて、見えないところで結露を起こす可能性があるというわけですね。

フローリングにしろ窓際にしろ、寒い部屋は結露が発生しやすいので注意が必要。
人がいない間も、あまり極端に室温が下がらないよう気を付けよう。

洗濯物の部屋干しはなるべく避けよう

部屋干しも、お部屋の湿度をグッと上げる大きな原因。
とは言え、どうしても仕方なく部屋に干している人も少なくないと思います。
そういう時は

  • 除湿器で湿気を吸い取る
  • サーキュレーターや扇風機で拡散する
  • 窓を開けて換気をする

といった方法で対処しよう。

加湿器はほどほどに

冬の乾燥がイヤだからと、むやみやたらと加湿するのは、カビの発生を促進させてしまいます。
できれば50%前後をキープするようコントロールしよう。

2.成長する前に叩く

成長する前に叩く

湿気とともに対策可能なのが

成長する時間をカビに与えないこと

です。

  1. 乾燥させる
  2. ホコリを減らす

ということで対処しよう。

乾燥させる

カビが成長する前に、お部屋の換気をして乾燥させよう。
カビは成長することができなくなります。

また、湿度40%を下回る空気ならば、数時間でカビの菌糸を死滅させることができるようです。

参考:NPO生活環境協会WEBページ:カビ死滅の条件について

ホコリを減らす

ホコリを減らすということは、カビの食事を断つようなもの。
栄養源を減らし、成長を抑制しよう。

フローリングの水拭きの際は、完全に湿気がなくなってからマットを敷くことを忘れずに。
湿気ったまま敷くと、当然カビの原因になります。
乾拭きや換気をして、よく乾かしてから元に戻そう。

番外編:たまに裏を見てみる

カビが生えてくる条件は複雑なので、やっぱりたまに見てみるのが一番安心です。
怪しそうな部分をはがして裏側をチェックしてみよう。

  • 気付かないうちに子供がジュースをこぼしていた
  • ワンちゃんが知らぬ間にお粗相をしていた

といったこともあるかもしれませんよ。

まとめ

コルクマット・ジョイントマットだからと言って、特別カビに弱いということはありません。
どちらかというと、使用するお部屋の環境に左右されます。

マット特有の「見えない裏側」にだけ注意し

  1. 湿度を上げすぎない
  2. ホコリをためない

という2点に気を付けよう。

ニトリのコルクマット

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