という悩みはないでしょうか。
大人としては、掃除しやすく見た目もおしゃれなフローリングが好まれますが、やはり硬いのが気になりますよね。
そこで、赤ちゃんが産まれた家庭の「床」について、子育て経験のある管理人がおすすめを紹介します。
ジョイントマットは必要…?
赤ちゃんが産まれるとジョイントマットを使うという家庭が多いものですが、そもそも本当に必要なのでしょうか。
答え:絶対に必要
もちろんぼくの主観的な意見ではありますが、子供を二人育ててきた経験から考えても、確実にあった方がいいアイテムと言えます。
むしろ、あって良かったグッズのナンバー1と言っても過言ではありません。
理由は
- 安全性が高い
- 親が安心できる
- 長く活躍する
- コスパがいい
- 温かい
などがあげられます。
1.安全性が高い
フローリングは、やっぱり硬くて危ないです、子供には。
寝返りができるまでの月齢なら怖さはあまりありませんが、ズリバイやハイハイの時でさえ、歩幅が合わないのか顔を床にぶつけることもあります。
つかまり立ちができるようになると、今度は顔ではなく頭、特に後頭部をぶつけるのが怖くなります。
その頃の月齢までには、個人的には完備してほしいと思います。
2.親が安心できる
赤ちゃんの行動は、大人からするとすべてが不安に見えますよね。
床が硬いフローリングのままだと、危なっかしくて気が休みません。
もちろん転ばないよう親が見守る必要はありますが、万が一転んでもジョイントマットが敷いてあるなら、親の安心感には雲泥の差があります。
3.長く活躍する
ジョイントマットはいつまで使える…?という疑問を持っている人も少なくないと思います。
あまり短い期間なら、別の物で代用できれば安上がりですよね。
ところが驚くことに、かなり長く活躍します。
- 0歳~1歳:安全面
- 2歳~3歳:フローリングの保護
- 4歳~:防音
不要になってきたら、キッチンや脱衣所に敷いたり、畳のへこみ防止に使ったり、子供部屋に敷いたり、いろいろ活躍の場が多いのも特徴です。
4.コスパがいい
クッション性がいい・温かい・防音効果がある…と、メリットがけっこう大きいにも関わらず、そこまで出費は大きくなく、かなりコスパはいいと思います。
長く活躍できるので、長く使えば使うほどコスパも良くなりますよね。
最終的には「収納スペースの底面保護」などに使うこともでき、ボロボロになるまで使い倒すことができるため、価格以上の価値があると思います。
5.温かい
赤ちゃんは、床上30cmくらいがメインの生活の場。
冷たい空気は床にたまる性質があるため、大人が思っている以上に、赤ちゃんは寒い空間で過ごしていることになります。
温度計も多くは大人目線の高さにあるため、意外と床付近が寒いことに気づかないものです。
フローリングの冷たさが解消されれば、「冷たい」に加え「寒い」も改善することができます。
別の物で代用はできる…?
ジョイントマットを躊躇している人は、見た目が大きいのではないでしょうか。
どうしても子供っぽいデザインなので、特にリビングのような来客のあるお部屋には、なかなか取り入れにくいものです。
代用品を考えると
- ラグ
- タイルカーペット
があげられますが、個人的にはジョイントマットが優勢だと思います。
どうしてもラグがいいという人は、こちらを参考にしてください。
ジョイントマットを含め、ラグの選び方を紹介しています。
ラグは洗いにくさとダニが気になる
ラグは見た目と肌触りの良さが魅力ですが、ジョイントマットと比べると衛生面が気になります。
赤ちゃんは汚しやすくデリケートなので、ラグにする場合は洗いやすいタイプが必須。
また、ラグは繊維なのでダニも気になります。
洗濯できないことはないものの手軽さで劣るため、だんだん面倒になってくるかもしれません。
タイルカーペットはクッション性がない
タイルカーペットは手軽に洗いやすいメリットはあるものの、いかんせんクッション性がありません。
安全面・防音という機能はクッション性があるからこそで、洗いやすくてもタイルカーペットでは本来の目的を果たすことができませんよね。
ダニに関してはラグと同じです。
やはり総合的に、ジョイントマットが赤ちゃんには合っていると言えます。
赤ちゃん向けマットの掃除
ジョイントマット、もしくは表面がコルクでできたコルクマットが個人的にはおすすめです。
それらの掃除方法や洗い方を紹介します。
ジョイントマットの掃除方法と洗い方
一般的なジョイントマットは濡れても平気なため、簡単に水洗いできます。
汚れた部分だけはがし、洗面所やお風呂場でジャブジャブ洗うことで清潔に保つことができます。
特に色が付きそうなものやベタベタするものをこぼした時は、しっかり水洗いしよう。
干すときは、まずは水気を拭き取り、陰干しで乾かすのが基本です。
掃除機も普通にかけることができますが、隙間のホコリをしっかり吸い込むように気を付けよう。
ちなみに厚さ1cm程度ならルンバも簡単に越えることができますよ。
コルクマットの掃除方法と洗い方
コルクマットの場合は表面がコルクなので、ジョイントマットとは少し違ったポイントがあります。
まず、水洗いは「やさしくこすりすぎない」よう注意しよう。
コルク自体は水に強く、商品としても水洗いはできるものがほとんどですが
- 貼り合わせている
- コルクは表面の1mm程度
という点を考慮しなければいけません。
たわしなどでこするのは痛める原因なので避けよう。
干すときは重ねずに立てかけて、風通しのいい場所で陰干しするのが基本です。
掃除に関してはジョイントマットとほぼ同じ。
ただ、室内の空気を汚すという観点から掃除機をなるべく使いたくない人もいると思います。
コロコロを使うのは、表面のコルクが剥がれる可能性があるので、コルクマットではなるべく避けたいところ。
また、ウェットのクイックルワイパーも、滑らないので使えません。
フローリング対策におすすめのアイテム
赤ちゃんに対しては、基本はジョイントマットが一番だと思います。
が、見た目などの問題もあるため、いくつか使いやすいタイプを紹介します。
コルクマット
赤ちゃん向けにピッタリなコルクマット。
弾力性があり、温かく、防音性もあります。
コルクなので非常に滑りにくく、ホルムアルデヒドなどの有害物質も検出されていないので、赤ちゃんに安心して使うことができますよ。
木目調のジョイントマット
ジョイントマットの場合は、リビングにも敷きやすい木目調がおすすめ。
クッション性や防音性はもちろん、見た目の雰囲気も良くなります。
色も3種類の設定がありますよ。
ソファにもなるクッションマット
リビングの一部だけに敷くなら、このようなタイプも。
普段は低いソファとして使うことができ、広げると子供のプレイマットに変わります。
3cmの厚みがあるので、クッション性は十分。
カバーを洗えるので、清潔に使いやすいタイプですよ。
厚手の防音ラグ
ラグにするなら、厚みがあってクッション性の高いものがおすすめ。
こちらは低反発素材を使っているため防音性能がとても高く、赤ちゃんの安全をしっかり確保してくれます。
掃除機やコロコロのかけやすい素材で、キレイに使いやすい点も魅力です。
薄いラグに合わせる厚手の「下敷き」
お気に入りの薄いラグがあるなら、赤ちゃん向けに厚手の下敷きを。
クッション性が格段に良くなり、安全性と防音性が向上します。
水洗いすることもできるためキレイに使いやすく、滑り止めが付いているので走ってもズレにくく安全ですよ。
まとめ
フローリングは、大人にとってはいいものですが、赤ちゃんにはあまり向いていません。
衛生面だけはフローリングに分があるものの、赤ちゃんがケガをしてからでは遅いので、先手を打ってクッション性のある床にするのがおすすめです。