捨てやすいベッドを探してはいないでしょうか。
- 一人暮らし
- 単身赴任
- 同棲
このようなシーンでは、高価で長持ちするベッドより処分しやすいタイプのほうが向いている場合もありますよね。
そこで、捨てやすいベッドの特徴とおすすめ、また実際に処分するときのポイントを紹介しようと思います。
捨てやすいベッドの4つの特徴
最初から捨てる時のことを考えると
- 価格が安い
- 部材が少ない
- 頑丈すぎない
- サイズを抑える
という4点が大事です。
1.価格が安い
価格の安いベッドにすることで、精神的に捨てやすくなりますよね。
高価なものは、不要でも捨てにくいものです。
フレーム・マットレスどちらも安価なタイプにすることで、両方捨てやすくなります。
マットレスだけは長く使いたいという考え方もありなので、フレームを安くし、マットレスに予算を回す発想もいいと思いますよ。
2.部材が少ない
ベッドは大きな家具なので、少しでも部材が少ないほうが捨てやすくなります。
- ヘッドボードのないタイプ
- 引き出しや脚のないタイプ
なるべく高さと長さを出さないようにするのがポイントです。
3.頑丈すぎない
短い期間だけ使うことを考えれば、丈夫さよりも分解しやすいタイプのほうが処分が楽になります。
寝るのに必要十分な強度があればいいので、それならどんなベッドでもクリアできますよね。
また、組み立てが複雑そうなタイプも分解しにくいので、シンプルな形状がおすすめ。
木製だと少しでも小さくすることができるため、捨てるときにお金がかかりにくくなります。
4.サイズを抑える
サイズ(幅)は、小さいほうが処分には有利。
セミダブルにしたいところをシングルで我慢するなどの工夫が必要かもしれません。
女性なら、シングルよりもさらに細いセミシングルという選択肢もありますよ。
捨てやすいおすすめベッド
買う前から「捨てやすいおすすめ」というのも何となく気が引けるものですが。。。
おすすめを二つ紹介します。
捨てやすさ最強レベルの格安フレーム
価格が安く、小さく分解できるタイプ。
1万円台で買うことができます。
高さを3段階に変えられるので、ベッド下に収納したりすることも可能。
通気性のいいすのこで清潔に使うことができ、ヘッドがないので省スペースに置くことができます。
↑なにより分解したときのサイズは、極小といっても過言じゃないレベルです。
短期間だけ使いたい人にはうってつけのフレームですよ。
二人用におすすめのフレーム
同棲さんなど、二人で寝られるタイプならこっちのほうが向いています。
ダブルサイズを選んでも2万台という価格。
床置きのベッドなので耐荷重もほとんど関係ないため、安価でも安心して二人で寝ることができます。
通気性はあまりいいタイプではないものの、すのこ床板で最低限の通気性は確保。
サイドフレームは半分に分解できるので、捨てるときの大きさはかなり抑えることができますよ。
木製なので、頑張れば切り刻んでさらに小さくして捨てることも可能ですね。
ベッドを処分する方法は大きく4つ
次は、実際に処分するときの方法を紹介します。
ベッドを処分するには、大きく分けて4つの方法があります。
一長一短で絶対にこの方法がいいというものはありませんが、それぞれのメリット・デメリットを知ることであなたに最適な方法が見つかります。
- 各自治体に処分してもらう
- 粗大ごみ処分業者に依頼する
- リサイクルショップに相談する
- 自分で分解して小分けに捨てる
メリット | デメリット | |
各自治体に処分してもらう |
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粗大ごみ処分業者に依頼する |
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リサイクルショップに相談する |
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自分で分解して小分けに捨てる |
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1.各自治体に処分してもらう
最も一般的な処分方法と言えるのがこの方法。
ベッドに限らずいわゆる「大型ごみの処分方法」として真っ先に候補に挙がる処分の方法ですよね。
連絡先も分かりやすく安心感もあるのが魅力ですが、いかんせん融通が利きにくいお役所なのが難点。
各自治体でルールが違うのですが、一般的には次のような手順で事が進みます。
- 連絡する
- シールを買いに行く
- 家の前に出す
1と2は難なく済むのですが、3が問題。
ベッドは家具の中でも1、2を争う大型家具なので、多少の分解が必要になります。
基本的に搬出は自分で行わなければいけないのですが、年配の方はどう考えても無理な場合もありますよね。
なので連絡を入れる時点で、どのようにすればいいのかを相談しておくことが大事。
自治体によっては、難しいと判断すれば搬出をしてくれることもあります。
2.粗大ごみ処分業者に依頼する
いわゆる「代行サービス」です。
処分が難しい大型家具などの処分を代行してくれる業者ですね。
この場合、自分がお客様になるので様々な融通が利きますが、もちろんデメリットも発生します。
自治体と違い、処分するほうがお客になるため対応はとても早いと言えます。
電話一本で自宅に来てくれて、大きさや数などですぐに価格の見積もりを出してくれます。
ただしこの価格がポイントで、確実に割高感があります。
それはある意味当然で、代行サービスだからです。
利益を上乗せしなければいけないので、出費が増えてしまうのは覚悟しなければいけません。
また、提示された価格が妥当なのかがさっぱり分からないはず。
ニッチな業者なので大体いくらぐらいが相場なのかが分からず、高いのか安いのかが分かりにくいです。
少なくとも安いことはありませんが、サービスとして搬出や日時指定などができるので、それらを加味して自分の基準に照らし合わせるしかありません。
言い方は悪いかもしれませんが「お金がかかってもいいから早く楽に処分したい」という人にピッタリと言えます。
3.リサイクルショップに相談する
リサイクルショップに相談するのも賢い方法。
お店によって決まりが違いますが、大きい家具なので電話を入れれば見に来てくれる場合も多いはず。
もちろん処分ではなくリサイクルが前提なので、上手くいけば査定がつくかもしれません。
もともとお金を払って処分する予定なら、査定額が低くても気になりませんよね。
処分できてお金ももらえるなら万々歳です。
手順は、電話して相談し、査定をしてもらい、納得すればリサイクルに出すといった流れ。
搬出は多くの場合、業者がやってくれます。
ただ、分解しなければ搬出できない場合などは事前に相談したほうがいいです。
また査定は期待しないのが鉄則。
上手くいけば無料に近い価格で処分できるといったスタンスで考えるのが無難です。
4.自分で分解して小分けに捨てる
最後は業者に頼まず自力で処分する方法です。
「細かく切る!」ということをできるかどうかがポイントで、出費をしたくないならまずはできそうか考えてみるのも悪くありません。
手間はとてもかかるうえに、広いスペースも必要。
また汚れるのでお部屋の中で行うのはオススメしません。
庭や車庫のある家庭などではそちらで行う方がいいです。
マンションなどの場合、お部屋がコタコタになるのであまりおすすめできる方法とは言えません。
ベッドが鉄製の場合などはある程度専門の道具も必要になり、最初に可能かどうかを判断することが最も重要ですね。
確かに捨てるだけでお金をとられるのは面白くありませんが、非常にかかる手間と天秤にかければ、出費も仕方ないと考えることもできます。
損をしない方法を選ぼう
ベッドを処分する場合、多くは前述の4つの方法になると思います。
では少しでも損をしない捨て方をするにはどうすればいいでしょうか。
それは上手な手順を踏んで検討することです。
※壊れているベッドの場合は、3を飛ばしてください
- 自力で解体&処分
- 自治体に相談
- リサイクルショップに相談
- 処分業者に相談
この順番がとても大事です。
理由を次から紹介していきます。
1.まずは自力で可能かを判断する
まずベッドと言えども、思いのほか簡単に分解できる場合もあります。
年齢や男女によってできそうかの基準は変わるので、あくまで自分基準でいいと思います。
道具を簡単に用意でき、汚れても大丈夫な広いスペースがあれば選択肢の一つに十分なり得ますよね。
ただ、多くの人は現実的ではないはずです。
2.次は自治体
自力で捨てるのが無理と判断したなら、まずは自治体に連絡して相談します。
そのとき価格はもちろん、自治体でどこまでしてくれるのか、自分でやるべきことはどこまでか、という点をしっかり確認します。
そうすることで、後に行うことに大きな意味が出てきます。
この時点ではまだ依頼せず、家族と相談してから決めますとでも言い一旦電話を切ります。
3.自治体とリサイクル業者で天秤にかける
次はリサイクル業者に相談します。
上手くいけば
- 業者で搬出
- 都合のいい日時
- お金をもらえる
という3大特典がつくかもしれません。
そこまで上手くいかずとも、すでに自治体との連絡で「最低この価格で処分できる」という基準があるので、それと提示された価格を比較します。
もちろん査定がつけばそこでOKサインを出してもいいでしょう。
かなりあなたにとって有利な処分の方法になるはずです。
仮に査定は付かなくても無料で引き取ってくれる場合もあります。
査定0円で、お店としては格安で販売するといった具合ですね。
処分するだけでもお金のかかる時代なので、実は両者がwin-winになる最適なポイント。
お互いにメリットの出るいいパターンです。
お金をとられる場合は単純に価格とサービス内容を自治体と比較すれば問題ありません。
4.処分業者は最後の手段
リサイクルショップで納得がいかなかった場合、処分業者に相談してみるのも手です。
価格的には旨味はありませんが、サービスの良さや早さ・楽さなどは最もいいはず。
ただし自治体の価格と比べると大きく差が出ることもあります。
どうしても搬出ができそうになく、自治体に相談しても「搬出は各自で行うのがルールです」と堅いことを言われた場合は、価格は上がってしまいますが処分業者に依頼するのが手っ取り早いです。
どうしても早く・楽に処分したい場合など、あくまで最終手段といった考えでいるのがいいように思います。
まとめ
ベッドは大きさがあるだけに、処分が難しい家具の代表ですよね。
購入時点で長く使わないことが予想されるなら、捨てやすいベッドを選ぶことも大事と言えそうです。
また実際に処分するときは、手間をかけて安く済ませるか、お金がかかってもいいから楽にサッサと処分するかという選択になりそう。
基本は自治体ですが、リサイクルショップや回収業者なども天秤にかけて、お得な方法を検討するのが良さそうですね。