【犬に最適なのは?】ジョイントマット・コルクマットその他3つを比較

【犬に最適なのは?】ジョイントマット・コルクマットその他3つを比較 インテリア情報・豆知識
IC 広島
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愛犬がフローリングで滑ってケガをしてしまいそうだから何か敷いてあげたいけど、どんなものがいいかな…

と悩んではいませんか?
ラグやカーペットなどが真っ先に思いつくかもしれませんが、個人的には

  • コルクマット
  • ジョイントマット

がおすすめ。
そこでこの二つを中心に、室内犬に合う床を考えてみようと思います。

ワンちゃんと飼い主に必要な3つのポイント

ワンちゃんと飼い主に必要な3つのポイント

Mylene2401 / Pixabay

ペットとしてお部屋の中で犬を飼う場合、犬はもちろん、飼い主にとっても負担にならないよう考慮しなければいけません。
それには

  1. 床が柔らかいこと
  2. 床が滑りにくいこと
  3. 床の掃除がしやすいこと

この3つが重要になります。

1.床が柔らかいこと

ソファに飛び乗ったり降りたり、飼い主に飛びついたり、犬はよく「ジャンプ」しますよね。
若いうちは大丈夫かもしれませんが、床が硬いと、老犬になるにつれて体への負担が大きくなります。

アスファルトよりも芝生のほうが、体に負担なくウォーキングできるのと同じですね。
犬にとっては、クッション性のある床が向いています

2.床が滑りにくいこと

硬くて滑りやすいフローリングは、転んで思わぬケガをしてしまう可能性があります。
滑るのが怖くて、ワンちゃん自身が走るのを控えている可能性もあり、それだと少し可愛そうですよね。

室内なので全力疾走は難しいかもしれませんが、走ることは犬にとって喜びを表すことでもあるので、できればある程度ダッシュできる環境にしてあげたいところです。

3.床の掃除がしやすいこと

犬種によっては、毛が非常に抜けやすいこともありますよね。
食事に犬の毛が混じったり、お客様の服に大量の毛が付いてしまうといったことも。

抜けるという事実は変えることができませんが、掃除のしやすさは、敷くもので大きく変わります
飼い主の負担を減らすためにも、できれば掃除のしやすいタイプだと嬉しいですよね。

5種類の【床に敷くもの】候補

5種類の【床に敷くもの】候補

StockSnap / Pixabay

フローリングに何か敷く場合

  1. カーペットやラグ
  2. タイルカーペット
  3. 置き畳
  4. ジョイントマット
  5. コルクマット

などが候補になると思います。
それぞれのメリット・デメリットを、先に紹介した3つのポイントから考えると、このようになります。

クッション性滑りにくさ掃除のしやすさ
カーペットやラグ××
タイルカーペット××
置き畳
ジョイントマット×
コルクマット

3つのポイント以外も含めて、細かく考えてみます。

1.カーペットやラグ

  • カーペット:全体に敷く
  • ラグ:部分的に敷く

最もポピュラーな選択ですが、クッション性の低さと掃除のしにくさがネックです。
滑りにくさはありますが、細かい部分に敷くことが難しいのも大きなデメリット。
繊維なのでダニの心配も出てしまいます。

ラグだとサイズによってはズレやすいので要注意。
犬にとっては気を付けていない分ケガのリスクも高まってしまう可能性があります。

一番の魅力は、見た目の良さになりそうですね。

カーペット

2.タイルカーペット

タイルカーペットは、50cm四方くらいに小分けにされたカーペットです。
裏が吸着しやすいゴム素材になっていて、ペットに使うことも問題ありません。

が、掃除のしにくさ・クッション性のなさに加え、ものによっては意外とズレやすい点も気になります。
ワンちゃんに使う場合は、敷き詰めてズレにくくするのがおすすめ。
あまり走り回らない小型犬ならいいものの、そこそこ大きい中型犬に使うにはあまりおすすめしません。

汚れた部分だけを手軽に洗えるメリットがあるので、走らないトイレ周りなどには使いやすいかもしれませんね。

タイルカーペット

3.置き畳

フローリングを手軽に畳の空間にできるのが、置き畳。
クッション性はそこそこあります。

滑りにくさは、い草の場合「目」があるので、方向によっては滑りやすくなります。
掃除のしやすさも微妙で、毛が隙間に入ってしまうと掃除機で吸い込めず、掃除しやすいタイプとは言えません。

サイズを合わせるうえでの柔軟性もなく、犬に使う場合は全体的に中途半端な印象です。

畳・ユニット畳

4.ジョイントマット

クッション性の高さと掃除のしやすさに関しては、この中で一番です。
厚手のタイプが選べるのでよりクッション性を出すこともできますし、簡単に水洗いできるので衛生面も一番。

ただ、意外と滑るのがとても気になります。
表面がツルッとしているタイプは避け、多少なりとも滑りにくい凸凹が付いたタイプを選択しよう。

見た目が子供っぽくなる点はマイナスかもしれませんね。
カットは簡単にできるので、ズレないように敷き詰めることもできます。

ジョイントマット

5.コルクマット

個人的にイチオシなのが、コルクマット。
クッション性はジョイントマットと同様の良さで、掃除のしやすさもあります。

表面はコルクなので、滑りにくさはピカイチ
切って好きな寸法にして隙間なく敷くことも可能です。

好みはありますが、デザイン性もジョイントマットほど子供っぽい感じではなく、総合的に弱点のなさが魅力です。
水洗いすることもできますよ。

こちらの動画が参考になると思います。

コルクマット

敷くときの注意点

敷くときの注意点

Fran__ / Pixabay

犬に使うならコルクマット一択でいいと思うのですが、一つ注意点があります。
それは

コルクマットと似た色のフローリング

の場合です。

できればはっきりした境界線を付けよう

ワンちゃんは興奮して走ると、周りが見えなくなってしまいます。
ただでさえ人間より視力が弱いので、可能なら、フローリングとの境界線をハッキリした色の違いで分かりやすくしてあげたいところです。

フローリングの色がコルクの色と似ている場合、どうしても境目が分かりにくくなってしまう難点があります。
カーペットやジョイントマットなどは色や柄が選べますが、コルクマットは基本的に「コルク」だけ。

走っている最中に急に切れ目がこないよう、敷く部分に注意するなどの対応も必要になるかもしれません。
もし老犬の場合は

  • あまり走らない
  • 視力が落ちている

という点から、床の色とハッキリ差のあるジョイントマットのほうが合っている可能性もあります。
この辺りは総合的な視点で考えたいところですね。

まとめ

犬のフローリング対策としては、コルクマットが総合的に優れています。
理想は全面に敷き詰めることですが、難しい場合は、境目に注意。

次点はジョイントマット。
クッション性と掃除のしやすさの面で大きなメリットがあります。

フローリングは足腰に悪いので、できれば滑りにくくクッション性のある床にしたいところですね。
この記事が参考になれば幸いです。

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