赤ちゃんの寝室を快適にする6つの具体的なパターン

赤ちゃんの寝室を快適にする6つの具体的なパターン インテリア情報・豆知識
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夫婦でダブルベッドで寝ている場合、赤ちゃんが生まれるとどうしようか悩んでしまいますよね。

入籍⇒新居⇒ダブルベッド⇒妊娠⇒出産

というのはよくある流れ。

特に初産の場合は「生まれてきた赤ちゃんをどのように寝かせようか…」ということになりますよね。

そこでここでは、初めての赤ちゃん誕生の家族の寝室に焦点を当てて考えてみようと思います。

初めての赤ちゃんの寝床は…?

初めての赤ちゃんの寝床は…?

marvelmozhko / Pixabay

二人目・三人目のベテランなら感覚が分かっていますが、初めての赤ちゃんの場合は育児がどのような感じか分からないものですよね。
夜の育児もどのようなことになるのかが想像しにくいので、寝床をどうするか決めにくいはず。

初めての赤ちゃんの場合、ポイントは次の4点です。

  1. 夫の育児参加
  2. 夫への夜泣き対策
  3. ママの授乳のしやすさ
  4. 赤ちゃんの衛生面

1.夜中の夫の育児参加は積極的?消極的?

育児の中心は、やはりママですよね。
母乳育児ならもちろん、ミルクの場合でも、赤ちゃんにとってママの存在は特別なものです。

ママにプラスして、夫の育児参加がどの程度期待できそうかを考えてみましょう。

ママとしては少しでも助けてほしいのは当然だと思います。
でも帰宅が深夜だったり出勤が早朝だったり、様々な状況の家族がいるのもまた事実。
性格的なことも含め、夫の育児参加がどの程度期待できるかによって、寝室のイメージも変わってきます。

夫が助けてくれそうなら、それによって寝室の配置などを変えることはそこまでありません。
あまり期待できそうもない場合は、必ずしも同じ寝室で寝る必要もなく、隣の部屋で布団を敷いて寝るなどの方法も視野に入れておきます。

2.夜泣きは必ず起こる!夫への配慮をどうする?

夜泣きは必ず起こる!夫への配慮をどうする?

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これも仕事や性格などで、どのように対応すべきかが変わります。
でも赤ちゃんが夜泣いて起きることは、今も昔も変わりありません。

それを夫に少しでも感知させたくなければ、隣の部屋も視野に入れます。
夫がある程度了承してくれれば、やっぱり同じ部屋が理想的ですね。

3.ママの授乳のしやすさは大事なポイント

ママの授乳のしやすさは大事なポイント

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赤ちゃんが泣いて起きたら、母乳をあげることになるはず。
でもママも意識が半分寝ているような状態なので、少しでも授乳しやすい環境のほうが断然いいです。

添い乳ということも考慮すれば、ベビーベッドではなく布団などで添い寝することも候補にあがります。

4.床は安全だがホコリが多い!衛生面をどうする?

床は安全だがホコリが多い!衛生面をどうする?

ErikaWittlieb / Pixabay

布団は赤ちゃんの転落の心配がない分、ほこりなどが気になるものですよね。
特に親がアレルギーを持っている場合は、赤ちゃんに遺伝していることもあるかもしれません。

そういう思いのある場合は、できれば高さのあるベッドのほうが安心です。
ベビーベッドにするか、転落防止を徹底して親のベッドで添い寝するかになりそうですね。

赤ちゃんの寝室 具体的な6つのパターン

赤ちゃんの寝室 具体的な6つのパターン

irenegoeleven / Pixabay

では具体的に「夫婦ダブルベッド」での赤ちゃん誕生を想定してみます。
その場合、考えられる現実的な方法は次の6つになります。

  1. ダブルベッド(夫婦)+ベビーベッド
  2. ダブルベッド(夫)+布団(ママ&赤ちゃん)
  3. ダブルベッド(ママ&赤ちゃん)+布団(夫)
  4. ダブルベッドでみんなで寝る
  5. 布団でみんなで寝る
  6. ベッドを新調してみんなで寝る

1.ダブルベッド(夫婦)+ベビーベッド

ダブルベッド(夫婦)+ベビーベッド

最もスムーズにいくのがこのパターン。
夫婦は今まで通りダブルベッドで寝て、赤ちゃんにはベビーベッドを用意して隣につけます。
ママが真ん中になるようにすれば、赤ちゃんが泣いた時にすぐ対応できますし、夫の育児参加も期待できます。

問題点は「夫の育児参加の期待度」が低い場合と、ダブルベッドが低いタイプの場合。

ダブルベッドは動きが相手にダイレクトに伝わってしまうので、ママの授乳などで確実に夫も起きます
夫が早朝出勤や帰りが遅いなど、あまり夜の育児に感知しないほうが良さそうな家庭では向いていない方法です。

また、ダブルベッドが低いタイプだと、ベビーベッドとの段差が大きくなり育児がしにくくなります
ベビーベッドは柵があり高さもある程度あるので、一般的な高さのダブルベッドだと育児の導線がスムーズです。

2.ダブルベッド(夫)+布団(ママ&赤ちゃん)

ダブルベッド(夫)+布団(ママ&赤ちゃん)

夫の育児参加があまり期待できない、または仕事などであまり感知しないほうが良さそうな場合、夫がダブルベッドで寝て、ママと赤ちゃんは床に布団を敷いて添い寝するという選択肢があります。

ベビーベッドを嫌がる赤ちゃんもいますし、一人で寝るのがイヤな赤ちゃんもいます。
また、ママのほうが寂しくていっしょに寝たいと考えている場合もあるかもしれませんね。

夫を少しでも起こしたくないと考えるなら、隣の部屋で寝る方法もありますが、その場合は夫の育児参加は絶望的と言えます。
逆に泣き声で起こされたくないという夫なら、初めから別の部屋で寝るほうがいいかもしれません。

3.ダブルベッド(ママ&赤ちゃん)+布団(夫)

ダブルベッド(ママ&赤ちゃん)+布団(夫)

反対に、ママと赤ちゃんがダブルベッドで添い寝し、夫が布団で寝るパターンです。
赤ちゃんの転落に気をつける必要がありますが、片側を壁に付けて、足元に柵を付ければかなり安全になります。
足元を壁につければ「壁二面+ヘッドボード」の3つの面があるので、より安全になります
が、ベッドインしにくい難点があります。

ママの負担は、ベッドなので大幅に軽減します。
また、ホコリの問題もクリアされ、衛生面でもこちらに方がいいかもしれませんね。

夫の育児参加が期待できるなら同じ寝室で、起こしたくない・起こされたくないなら隣の部屋という選択をします。

4.ダブルベッドで全員

ダブルベッドで全員

ダブルベッドで家族三人で寝るのも一つの方法。
でもあまり現実的ではないかもしれません。
小柄な夫婦&寝相がいい」という条件付きです。

そうじゃないと赤ちゃんがつぶされてしまうので、新生児のときは窒息など重大なことになるのでオススメできる方法とは言えません。
ただ、ほこりの心配も少なく「今までと何も変わらない」ので、そういう点ではいい方法ですね。

5.布団で全員

布団で全員

赤ちゃんの転落を考えると、やはり低い位置で寝たいところ。
ほこりが少し気になってしまいますが、家族全員で床で寝るのも一つの選択肢です。
これなら添い寝でもいいですし、赤ちゃん用に布団を敷いてもいいですよね。

問題は長い間ベッドで寝ていた場合は、床で寝ることに慣れるのに時間がかかるかもしれません。
ベッドに比べて圧倒的に硬く、低い位置は寒くなりやすいデメリットもあります。

6.ベッドを新調してみんなで寝る

ベッドを新調してみんなで寝る

今までのダブルベッドを活かそうとすると、どうしても難しいという家庭もあると思います。
そういう場合は、赤ちゃんの誕生をきっかけに家族のベッドを新調するのも一つの手。
出費の分だけ、理想的な睡眠環境を構築することができます。

ベビーベッドを用意するなら今までのダブルベッドで問題ありません。
なので新調するならベビーベッドは使わないという前提です。
その場合は

  • 新たに子供用のシングルベッドを新調する
  • 家族全員で寝られる大きなベッドを新調する

という方法が考えられますが、おすすめは後者。
「ジョイント&分割」できるベッドがあるので、子供が小さいうちは大きなベッドとして、成長とともに二台のベッドとして使い分けることができます

「ジョイント&分割」できるベッド

赤ちゃんの寝る場所に、隙間を埋めるための毛布などを敷いてあげるといいかもしれません。

4人・5人家族にも使いやすい連結ベッド

はじめての赤ちゃんということで「夫婦+赤ちゃん」の3人家族を想定してきました。

が、連結できるベッドは4人・5人のファミリーにもおすすめ
3人だと今までのベッドで何とかなる可能性もあるのですが、4人以上になるとそれもほぼ無理になってきますよね。

そこで、連結できるベッドにおける家族の人数とサイズ感の関係を一覧表にしようと思います。

【連結ファミリーベッドのサイズ感】

シングル×2
幅200cm
シングル+セミダブル
幅220cm
セミダブル×2
幅240cm
セミダブル+ダブル
幅260cm
ダブル×2
幅280cm
3人家族○(ちょうどいい広さ)△(寝やすいがスペースをとる)△(夫婦が大柄なら最適)×(大きすぎ)×(大きすぎ)
4人家族△(子供が小さいとき限定)△(手狭だがそこそこ寝れる)○(程よく使いやすいサイズ)△(広く寝たい家族なら使いやすい)△(大柄な夫婦や広さ重視の家族向け)
5人家族×(小さすぎ)×(小さすぎ)×(赤ちゃんが危険)△(大人が赤ちゃんを守ればOK)○(程よくみんなが寝られる)

【裏技!?】一人一台連結する方法(3・4人家族)

お部屋の広さにかなり依存しますが、スペースが許すなら一人一台で連結する使い方も可能。
一人で寝るようになった時に調整しやすいメリットがあります。

シングルベッドを3台並べる

↑3人家族なら、シングルベッドを3台並べるとスマート。
子供部屋に移動するときも、一台だけ分割して移動すればOKですね。

幅360cm4台並べ

↑6畳の横幅でギリギリ収まる可能性がある幅360cm。
親がシングル、子供がセミシングルを使うイメージです。
子供部屋にそのまま移行することができます。

セミシングル4台並べ

↑セミシングル4台並べなら320cm。
後々、子供部屋にそれぞれ一台ずつ、主寝室には幅160cmのクイーンベッドが残るという作戦ですね。

5人家族なら3台連結で広げる方法も

5人家族の場合は、一人一台作戦はほぼ不可能。
2台連結の最大幅「280cm」の場合、分割したときに悩んでしまう可能性もあるので、上で紹介したパターンや、次に紹介するパターンも使いやすいですよ。

幅340cmの3台並べ

↑子供3人のうち、一番上の子の年齢がやや離れている家族に合うパターン(7歳・2歳・0歳など)。
先に一人部屋で寝ることになるので、シングルを移行し、4人はセミダブル×2で寝ることができます。

ちなみに一番下の年齢が離れている場合(7歳・5歳・0歳など)は、上で紹介した360cmバージョンが使いやすいです。
ほぼ同時期に上の子二人がセミシングル持参で子供部屋に行き、夫婦+赤ちゃんは「シングル×2」で寝ることができます。

参考にした連結ベッド:家族全員で寝られるファミリーベッド

まとめ

ベッドを10年間使うことはいたって普通ですが、「赤ちゃん⇒10歳」という成長は相当な違いですよね。
赤ちゃんの寝室は、成長することや子供が増える予定など、変化&不確定なことが多いのが難しい点。

なるべく臨機応変に変えることができるような寝床にすることが、使いやすさも出費を減らすことにおいても、大事ではないでしょうか。

赤ちゃんのベッドでは「高さ」も重要になってきます。
その辺りはこちらの記事に書いてありますので、合わせて参考にしてください。

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