何から手を付ければいいの…?
と悩んではいませんか?
カジュアルなインテリアと違って、意外とイメージするのが難しいですよね。
そこでこの記事では、ホテルライクな寝室づくりのポイントを解説し、後半では寝室の主役である「ホテルライクに似合うベッド」を紹介します。
ホテルライクな寝室 基本の5つ
ホテルライクな雰囲気にするには、しっかりポイントを押さえることが大事ですよね
細かいことはさておき、次の基本的な5つを押さえるだけで、かなりそれっぽくなります。
- モダンな印象のベッドフレームにする
- 左右対称に照明を置こう
- 素材にも気を配ろう
- 床はカーペットが似合う
- 壁にアクセントを付けよう
モダンな印象のベッドフレームにする

ホテルライクな寝室には、モダンなデザインのベッドフレームが似合います。
特にブラック・ホワイト・グレーの無彩色が理想ですね。
無彩色はモダンっぽさが出るうえに、高級感とかラグジュアリーといった印象があるので、ホテルライクな寝室にはピッタリです。
また色だけじゃなく素材にも気を配りたいところ。
例えば上の画像のようなファブリック素材のベッドに高級感を感じる人もいますし、

↑ こちらのようなレザー素材、

↑ ツルッと光った鏡面仕上げ

↑ モダンなグレーウッドなど、あなたにとって一番「高級感」とか「ラグジュアリー感」を感じるベッドにするのがいいですね。
一番やっちゃダメなのが、次のようなベッドを合わせることです。

↑ カントリー調な印象が強く、ホテルライクの真逆になってしまうので、確実に似合いません。
無彩色で直線を基調としたデザインのベッドだと、素敵な雰囲気になります。
左右対称に照明を置こう

もっとも手軽で、もっとも変化が大きのが「ベッドの両脇にテーブルランプを置く」ということです。
それもちゃんと左右対称に、できれば同じ照明器具を置ければ理想。
たったそれだけで、グッとホテルっぽい雰囲気になります。

↑ 2台のベッドの真ん中に一つだけ置くのもいいですね。
これもちゃんと左右対称になっています。

↑ スペース的に両脇にナイトテーブルが置けない場合は、こういった間接照明付きのベッドフレームにするのもおすすめです。
両脇にスペースがあることが理想ですが、上方向にも灯りがいくタイプなら壁付けしても補うことができます。

↑ ベッド1台の場合も、こういった両端に照明が付いているデザインがよく似合いますね。
1台だと無理に両サイドにテーブルランプを置くと「無理やり感」が出てしまうので、逆にこの方がスマートに見えます。
素材にも気を配ろう

ホテルライクな雰囲気にするために、ガラスとかスチールといった素材を積極的に取り入れてみよう。
日本の住まいは「木」の印象が強く、家具類も木製が多いため、どんどんナチュラルに寄っていきます。
それをスタイリッシュでホテルライクな雰囲気にするには、素材を意識的に変えていくのがいいですね。

↑ 剥がせる壁紙などで「石素材」を取り入れるのもおすすめ。
あくまで見た目だけなんですが、それでもインテリア的には「石」という素材を取り入れていることになりますよね。
高級感が出るので、ホテルライクな寝室にもよく似合います。

↑ 寝具もホテル風な印象のツルッとしたサテン生地がおすすめ。
特に寝る部屋なので寝具の素材も、インテリアに影響してきますよね。

↑ アップだとこんな感じで、清潔感と高級感があり、ぜひホテルライクなベッドに合わせたいところですね。
床はカーペットが似合う

床はフローリングという住まいが多い昨今ですが、ホテルライクな寝室にするなら、ぜひカーペットを合わせてください。
しかも、できれば床全体に敷き詰めるのがポイントです。
難しい場合は、少し広い範囲に敷くようにしよう。
よく思い返すと、ホテルのお部屋って、カーペットが敷いてあることが多いですよね。
もちろんビジネス的な思考もあるとは思いますが、何よりやさしい印象で居住性がグッと良くなりますよね。

↑ フローリングの床だと、リラックスできるのはベッドの上だけ。
見た目は悪くないですけど、ホテルライクというよりモダンテイストという感じがしますよね。
やっちゃダメとまではいきませんが、ホテルライクにするならカーペットのほうがよく似合います。

↑ カーペットを敷き詰めると、お部屋全体がリラックスできる印象になり、居住性が良くなります。
雰囲気もホテルライクな感じがしますね。
同じ画像で比較してみると、とってもよく分かります。
壁にアクセントを付けよう

ホテルライクな寝室にする仕上げとして、思い切って壁にアクセントクロスを貼ってみるのはどうでしょうか。
ベッドの頭側の壁に貼ると、雰囲気が相当変わります。
賃貸など難しい場合もありますが、チャレンジしてみる価値は十分あります。
寝室なのでダークなネイビーなども、とてもよく似合いますよね。

↑ こういった思い切ったデザインも、ホテルライクな寝室ならアリです。

↑ 先ほど紹介した、石目調も高級感があってピッタリですよね。

↑ 壁一面じゃなくても、こういった感じでベッドの幅だけ貼るのもオシャレです。
ちなみにカーテンで代わりになるのでは…と考える人もいると思いますが、けっこう難しいです。

↑ アクセントクロスなしのパターン

↑ アクセントクロスありのパターン
アクセントクロスはかなり目を惹くので、その周辺がそのお部屋の主役であることを暗にアピールすることができます。
むしろそれが目的といっても過言ではありません。
カーテンも同じく高さ・面積があるので目を惹くんですが、カーテンのある面は寝室の「主役」じゃないことが多いので、目を惹くポイントと寝室の主役(ベッド)の位置が違い、見た目に違和感が出てしまいます。
逆に考えると、カーテンよりも目立たないアクセントクロスなら、この場合だと貼る価値があまりないということになるので、思い切ったデザイン・色選びをするのもポイントになります。
主役を引き立たせることが目的という意識だと、バランスがとりやすいかなと思います。
まとめ
ホテルライクな雰囲気にすることで、寝室が単に寝る部屋から「満足のいく居住空間」に変わるので、気持ちもポジティブになれますよね。
近年はコロナの影響で睡眠の質が低下している人も多いと思うので、自分好みの寝室に変えてみるのもおすすめですよ。