という疑問はないでしょうか。
快適になるようロフトベッドにしたのに、逆に過ごしにくくなってしまっては意味がありませんよね。
メリットとデメリットをしっかり天秤にかけていきたいところです。
そこで、ロフトベッドのデメリットを紹介しようと思います。
メリットは
これ以外は考える必要ありません。
そのためにロフトベッドの導入を検討しているはずですから。
デメリットは3つの状況で分ける
ロフトベッドを実際に使う場合、次の3つのシーンに分けられます。
- 起きているとき
- 入眠時と起床時
- 寝ているとき
これらの状況ごとにデメリットを考えていくことで、よりイメージがしやすいはずです。
【起きているときのデメリット】
起きているときのデメリットは、次の4点が大きいです。
- 高さがあるので圧迫感がある
- ベッド下が暗くなりやすい
- ほこりがたまりやすい
- 気軽にゴロンと横になれない
1.高さがあるので圧迫感がある
ロフトベッドの一番の弱点が、高さによる圧迫感ですよね。
高さが特徴のベッドなので、なくすことはできませんが、軽減することはできます。
- 少しでも低くし、無駄に高いタイプを選ばない
- 濃い色を避け、なるべく明るい色を選ぶ
この二つに注意するだけで、大きく軽減することができます。
2.お部屋が暗くなりやすい
高さによって照明の光が遮られてしまったり、窓からの明かりが塞がれてしまったり、ロフトベッドはお部屋が暗くなりやすいデメリットがあります。
これを回避するには、何より配置する位置を考えることが重要。
窓をできるだけ塞がず、可能ならお部屋の角に置くことで最小限で済みますよね。
ベッド下の空間の使い方によっても、対処方法は変わります。
ベッド下を収納に使う場合は窓をふさぐデメリットが大きくなるので、よりレイアウトを考えることがポイントに。
デスクなどを置く場合は、別に照明を用意するほうがおすすめです。
3.ホコリがたまりやすい
寝具類はホコリが出やすいため、高い位置にあることでホコリが多くなりがち。
特に真下はホコリがたまりやすく、掃除の手間が増えてしまうかもしれません。
床板がメッシュやすのこ状になっているのは、通気性を良くしてカビを防ぐためなので、むやみに塞いでしまうのは逆効果。
可愛いデザインの布で、通気性を損なわない程度に「ホコリ受け」を作ってあげるのはいい方法ですね。
4.気軽にゴロンと横になれない
高い位置に寝床があるため、ちょっと休みたいときに気軽にゴロンと横になれないのも弱点の一つ。
ただ、寝る時と起きているときのメリハリがしっかり付くので、デメリットでありメリットでもありそうです。
ついつい昼寝しがちな人にとっては、もしかしたらメリットになるかもしれませんね。
【入眠時と起床時のデメリット】
寝ようとしてゴロゴロしているときや昇降時のデメリットも、しっかり考慮しておきたいところです。
- 窮屈感がある
- 上階の音が聞こえやすい
- 常夜灯が明るく感じる
- 体調のすぐれない時の昇り降りが大変
- ハシゴの形状によってはすべりやすい
1.窮屈感がある
ハイタイプだと天井が近いので、窮屈に感じることもあるかもしれません。
高さ抑えめのタイプなら、そこまで問題はないはず。
一戸建てよりマンションやアパートのほうが天井が低いことが多いので、集合住宅のほうがデメリットが大きくなりやすそうです。
2.上階の音が聞こえやすい
マンションやアパートでは上階の足音が聞こえやすくなる可能性も考えられます。
が、大人が立っているときの耳の高さと大きく変わらないので、ロフトベッドにしたから聞こえるようになるというのは、少し違うかもしれません。
夜なのでシーンとしていて、天井との距離も近いので「気になりやすくなる」という表現のほうが合っているかもしれませんね。
天井に遮音シートを貼るという方法もありますが、足音の場合は、そもそも上階の人が気を付けてくれないとなかなか解決できない問題と言えそうです。
3.常夜灯が明るく感じる
寝る時に、いわゆる「豆電球」を付けて寝る場合は、少し明るく感じてしまうかもしれません。
頭の位置を少しでも照明から遠ざけるよう対処したいところですね。
ベッドの位置に加え、寝る向きも考えてみると解決するかもしれません。
天井の明かりは全て消し、床にフロアライトを置くという方法も。
下からの間接照明になるので明るすぎることもなく、ほのかにお部屋全体を照らしてくれます。
もし夜中にトイレに行きたくなった時に真っ暗だと危ないので、できれば薄明かりにしておきたいところですね。
4.体調のすぐれない時の昇り降りが大変
体調がすぐれない時も、寝るにはハシゴを昇らなければいけません。
階段タイプだとまだ救われますが、ハシゴの場合は踏み外さないよう気を付けよう。
5.ハシゴの形状によってはすべりやすい
ハシゴは、単に昇降できるくらいの簡易的なものもあれば、平らで滑りにくいものや夜光シール付きのタイプもあります。
簡単にDIYできるものは、随時対応すればデメリットは解消できます。
- 夜光テープを貼る
- ゴムを貼って滑りにくくする
でも、丸い踏板を平らにすることは無理なので、購入時によく確認しておきたいところですね。
【寝ているときのデメリット】
寝入った後でのデメリットもあるので紹介します。
- 寝返りできしみやすい
- 地震の時に揺れやすい
- 夏場は暑い
- 掛け布団が下に落ちることがある
- 夜中にトイレに行くときに不便
1.寝返りできしみやすい
高さがあるとどうしても揺れやすいため、一般的なベッドよりもきしみやすいデメリットがあります。
きしまないロフトベッドというものはないため
を選ぶようにしよう。
具体的には、高さが出るほどきしみやすいのでロータイプにしたり、素材を木製にするのも賢い方法。
パイプは素材に柔軟性がないため、木製よりもきしみやすくなります。
きしみ音が出るときは、ネジが緩んでいる可能性が一番高いので、ネジを増し締めすることでかなり改善することができます。
2.地震の時に揺れやすい
高さがある分だけ地震などの影響が大きくなりますが、崩れたり倒れるということはほぼありません。
お部屋の角に配置することで、揺れているときに絶対に倒れないほうへ体を寄せることができて、少し安心できます。
ただ、良い点もあります。
寝ているときに揺れても、家具が倒れてきてケガをすることがありません。
寝室の家具の配置は、深夜の地震を想定して、万が一大きな地震がきても寝ている人にぶつからないようにする必要があります。
ロフトベッドの場合はその必要がありません。
少しですが、レイアウトが自由になりますね。
3.夏場は暑い
温かい空気は天井に集まる性質があるため、高い寝床は
という特徴があります。
一長一短なので、どちらがいいとは言えませんね。
冬温かいのはいいことなので、夏への対策が重要になります。
難しいのが
- エアコンの冷気は床にたまる
- 扇風機の風を当てにくい高さ
という2点。
エアコンの風が直接当たる配置はデメリットになりやすいのでやめよう。
エアコンで湿度を下げるだけでも、かなり寝苦しさを軽減できるはずです。
コンセント付きロフトベッドなら、クリップで取り付ける小型の扇風機もおすすめですよ。
どうしても耐えきれないときは、暑さがピークの時期だけ床に寝るという方法も。
最後の手段ですね。
4.掛け布団が下に落ちることがある
高い寝床は暑いということと関連しています。
無意識に布団を蹴ってしまい、そのまま落下ということも。
なんてこともあるかもしれません。
しかも床に落ちてるので、取りに行くのがとっても面倒です。
サイドフレームがあるのでそんなに落ちることもないはずですが、落ちちゃうととても面倒なので、デメリットの一つかなと思います。
5.夜中にトイレに行くときに不便
もし夜中にオシッコがしたくて目が覚めた時は、ハシゴが大きなデメリットになりますよね。
面倒だし、足を踏み外しそうで危ないですし。
ハシゴを少しでも安全に使えるようにするか、階段タイプにするかというのが解決策です。
また、真っ暗だと見えなくて危ないので、豆電球をつけて寝るようにすると安心ですね。
まとめ
- 高さがあるので圧迫感がある
- ベッド下が暗くなりやすい
- ほこりがたまりやすい
- 気軽にゴロンと横になれない
- 窮屈感がある
- 上階の音が聞こえやすい
- 常夜灯が明るく感じる
- 体調のすぐれない時の昇り降りが大変
- ハシゴの形状によってはすべりやすい
- 寝返りできしみやすい
- 地震の時に揺れやすい
- 夏場は暑い
- 掛け布団が下に落ちることがある
- 夜中にトイレに行くときに不便