と悩んではいませんか?
おしゃれなモノトーン風リビングは、とっても癒される素敵な空間ですよね。
でも、リビングは家族みんなが集まる場所であり、お客さんも来る場所。
あまりに偏りすぎると
になってしまうので注意が必要です。
そこで、ゆったり落ち着くモノトーンリビングのポイントを、床色別に紹介します。
リビングならではの注意点
寝室のような家族しか入らない空間とは違い、リビングにはリビングならではのポイントがあります。
寝室は別記事にまとめてあるので、参考にしてください。
では、モノトーン風インテリアにするうえで「リビング特有のポイント」は何でしょうか。
主に次の3つがあります。
- 床面積が広い
- みんなが使う
- 生活の中心
1.床面積が広い
リビングは個室より広く、それだけ床面積も広いですよね。
その場合に気になるのが
ではないでしょうか。
初めからホワイトウッド系や白い石目調ならいいのですが、ブラウン系のフローリングだと「モノトーンインテリアは無理かな…」と思ってしまいますよね。
結論から言うと、床色によって雰囲気は変わりますが、問題なくモノトーンなインテリアは可能です。
床色に関しては、雰囲気を大きく左右するので下の方で詳しく書いてあります。
2.みんなが使う
みたいになる場合、もしあなたが奥さんだとしたら、残念ながらモノトーン風なリビングは諦めるべきです。
一人の趣味に走る部屋ではないので、家族みんなが落ち着くポイントを見つけなければいけません。
例えば
といった感じにするとかですね。
同じ白でも
- 大理石風な白
- 白い木目調
では全く雰囲気が異なり、木目調の白を増やしたりインテリアグリーンを置くなどして、家族みんなの調和を図ることが大事です。
3.生活の中心
モノトーン風なインテリアとは言え、リビングは生活の中心になるべきお部屋です。
スタイリッシュさを気にするあまり、居心地の悪いリビングにならないよう気を付けよう。
生活感のないホテルライクなお部屋も魅力ではありますが、家族みんなが首を縦に振ってくれる場合を除き、
- 過ごしやすいリビング
- 落ち着くリビング
を土台にすることが大事になります。
床の色で雰囲気はどう変わる…?
リビングは広く、ダイニングやキッチン・廊下など様々なスペースと繋がっているので、
ということができません。
寝室などでは敷き詰めれば可能でも、リビングではそうもいきませんよね。
ホワイト系・グレー系の床なら、特に考える必要がないくらい合います。
問題はブラウン系のフローリングの場合ですが、実はさして問題なくモノトーンな雰囲気になります。
ブラウン系の床の人が
と悩んでいるのと同じように、ホワイト系の床の人は
なんて悩んでいたりするものです。
次項から床色別の雰囲気を紹介します。
床がホワイト系の場合
まずは基本、ホワイト系です。
↑ 白い石目調の床は、モダンっぽさが魅力。
大人っぽくてかっこいい雰囲気になります。
↑ フローリング系はやさしくて温かみがあってウォームな感じ。
オレンジ色の灯りとの相性がとってもいいですね。
床が白系の場合は、色味だけじゃなく
- ラグの柄
- アクセントクロス
- 素材
などでアクセントを加えてあげることで、おしゃれにまとまります。
統一感は一歩間違えると「つまらなさ」につながってしまうので、思い切って柄を取り入れる工夫をしよう。
床がナチュラル系の場合
フローリングや階段の色味がナチュラル系の場合は、次のような雰囲気になります。
↑ 整理整頓がビシッとされた幾何学的な雰囲気になりやすいモノトーン独自の印象に、優しい雰囲気がプラス。
モダンになりすぎず、カジュアルなオシャレさがあります。
↑ モノトーン×ナチュラルの定番スタイル。
グリーンがとっても映えて見え、素敵なアクセントになってくれます。
ナチュラル系の明るいフローリングの場合は、白い家具をメインに置き
というコンビがよく似合いそうです。
くらいを目安にすると、ナチュラル感がより増した雰囲気になりますね。
床がブラウン系の場合
床がブラウン系の場合は、とっても温かみのある可愛い空間になります。
↑ グレー系が中心ながら、とても過ごしやすそうな温かい印象があります。
クッションなどのファブリックアイテムを上手に活かしている点も、センスを感じます。
↑ こちらはホワイトがメインカラーで、ブラックをアクセントのようにしたインテリア。
ソファやチェアの脚など、ナチュラル系の色味も取り入れやすく、家具選びの幅が広がりそうです。
両方に共通しているのは、黒よりも白・グレーなど明るい色がメインという点。
特にグレーのソファは、ブラウン系の床によく似合っていますよね。
ソファはリビングの主役級の家具なので、グレーのソファを中心にバランスを整えていくのが良さそうですね。
床がダークブラウン系の場合
同じブラウンでも、濃いめのブラウンの場合はこのような雰囲気になります。
↑ ダークブラウンの床にブラックを中心とした家具を置くと、このようなシックな雰囲気に。
高級感があり、どっしり落ち着いたテイストになります。
↑ こちらは白系を中心にした雰囲気。
床が濃い色味の分、白でバランスをとっている感じです。
ダークブラウンの場合、不思議と家具が高価に見えますよね。
カジュアル感より高級感のある雰囲気になります。
足元が濃い色なので視覚的に安定感もあり、スタイリッシュさと過ごしやすさを両立できそうです。
アクセントクロスで雰囲気を出そう
次はおしゃさをググっと倍増させる、素敵なアクセントクロスの実例を紹介します。
石目調のアクセントクロス
モノトーンなレンガ風の壁紙
ホワイトレンガ風クロス
薄っすらグレーのレンガ風クロス
モノトーンなリビングに合う家具13選
リビングの中心アイテムである
- ソファ
- テレビボード
- テーブル
- ラグ
を紹介します。
全てモノトーンなお部屋づくりに最適な家具ですよ。
ソファ
ソファは、スタンダードな「I字型」とカウチ・コーナータイプの「L字型」に分け、さらに
- ホワイト
- ブラック
- グレー
の3色を紹介します。
モノトーンに合うI字型ソファ
シンプルな形状のI字型は、省スペースで最も使いやすい形状ですね。
明るいホワイトレザーのソファ
↑ ホワイトレザーとスチールの脚がおしゃれなソファ。
デザインがシンプルなので、インテリアによく馴染んでくれます。
↑ 脚を外して使うこともできます。
低くすることで、子供にも安心ですよね。
↑ 2P・3Pがあるので、L字に囲うことも可能。
白中心のインテリアにしたい場合におすすめですよ。
価格目安:4~5万円前後
シンプルなブラックレザーのソファ
↑ 一つ上の黒バージョン。
スタイリッシュで高級感のある雰囲気が魅力です。
↑ 同じく脚を外すこともでき、ペットを飼っている家庭にも使いやすいです。
↑ こちらは1Pの設定もあり、来客の多い家庭なら、応接風なリビングにすることもできますよ。
価格目安:3~5万円前後
低くて安心なグレー系ソファ
↑ 子供のいる家庭に使いやすい、低いソファ。
モノトーン風に使いやすいグレーの設定があり、デザインもシンプルで合わせやすいですよね。
↑ お揃いのオットマンがあり、L字に使うこともできます。
↑ サラッと気持ちのいいファブリック素材で、多色の糸で作られているので高級感もありますよね。
こたつにも合わせやすく、床生活メインの家庭にピッタリですよ。
価格目安:3~5万円前後
モノトーンに合うL字型ソファ
カウチ・コーナーソファは、スペースはとってしまうものの、思いきり足を伸ばして座ったりできるのでリラックス度の高い形状ですよ。
黒×ファブリックのおしゃれなカウチソファ
↑ ブラック系ソファはレザーが多い中、珍しいファブリック素材のブラック。
素材的に「真っ黒」というよりは「ダークグレー」に近い黒と言えそうです。
↑ アイボリーの設定も。
真っ白ではなくややクリーム色に近い感じで、脚を外して低くすることも可能です。
↑ スタイリッシュな脚とスリムな肘掛けが、シャープで洗練された雰囲気を演出していますよね。
スリムな肘掛けのおかげで、幅が175cmとコンパクトで使いやすくなっていますよ。
価格目安:5~6万円前後
白黒で置けるモノトーンソファ
↑ 白と黒の設定があり、なおかつ白と黒を合わせることができるのも魅力。
ソファだけでモノトーンを演出できます。
↑ ホワイトは「真っ白」なタイプ。
水拭きしやすいレザー素材と高さを抑えたデザインで、子供にもピッタリです。
↑ インテリアによく調和するシンプルなデザイン。
右カウチ・左カウチなど、レイアウトも変えられますよ。
価格目安:6~8万円前後
バイカラーがおしゃれなコーナーローソファ
↑ ソファ本体とクッションの色味が選べる、2色使いのモノトーン風ソファ。
単色ももちろんあり、全部で6色の設定があります。
↑ ブラック×グレーだとこんな感じ。
↑ グレーは濃い・薄いで2色あり、こちらは濃いめ。
↑ 薄めのグレーはこんな雰囲気です。
- オールウレタン製でぶつけても安心
- 日本製で低ホルムアルデヒド
- 買い替えやすいお値打ち価格
など、乳幼児や小型犬のいる家庭に、特におすすめのソファですよ。
価格目安:2~4万円前後
テレビボード
テレビボードも多くのリビングに必須のアイテム。
壁掛け時にも、レコーダーや周辺機器・DVDメディアなどを収納するために必要になりますよ。
おしゃれな脚付きテレビボード
↑ 円錐形の脚がおしゃれなテレビボード。
引き戸収納が、意外でいいアクセントになっています。
↑ ブラックはこんな雰囲気になります。
↑ 55V型まで対応しており、大きなテレビを置いた迫力あるリビングも実現できますよ。
価格目安:1~2万円前後
おしゃれな壁掛け風テレビボード
↑ 壁掛け風のおしゃれな雰囲気を演出する、一風変わったタイプ。
すっきりスタイリッシュなリビングになりますね。
↑ 小さいながら、棚付き。
レコーダーやゲーム機器・ソフトなど、最小限の周辺機器を置くことが可能です。
↑ ゴチャゴチャしがちなテレビ周りが、スッキリおしゃれになりますよ。
価格目安:2~3万円前後
ハイタイプの鏡面仕上げテレビボード
↑ テレビを囲むようにデザインされた、収納力の高いテレビボード。
機能性もさることながら、鏡面仕上げによるインテリア性もバッチリです。
↑ ブラックもあります。
↑ モノトーン風に似合うキラッとした仕上げで、洗練されたエレガントな雰囲気になりますよ。
価格目安:5~6万円前後
コーナーに置ける鏡面仕上げテレビボード
↑ 上のと似ていますが、こちらはコーナーに置けるタイプ。
リビング全てからテレビが見やすくなります。
↑ 真っすぐに置くことも可能なので、模様替えで配置が変わっても大丈夫。
インテリア的にも全く違和感はありません。
↑ 上から見るとこんな感じで、角が斜めになっているのが分かると思います。
必ずしも45度に配置する必要もなく、
といった時にも役に立ちますよ。
価格目安:4~5万円前後
テーブル
リビングのテーブルは、家庭によっては食事までこなしたり、ソファテーブルだったり様々。
そこで、モノトーンなリビングに似合う、大き目テーブルと小さめテーブルを紹介します。
鏡面仕上げの大きなこたつテーブル
↑ 鏡面仕上げがオシャレな、大きなこたつテーブル。
150cm×80cmまで5サイズ設定があり、色も4種類から選べます。
↑ キラリと光る美しい仕上げが魅力で、センターのラインがアクセントになっています。
↑ まるでこたつに見えませんが、しっかりこたつです。
デザイン性に加え、暖かく快適に過ごせるリビングになりますよ。
価格目安:3~6万円前後
ホワイト×木目の円形ソファテーブル
↑ 丸みが可愛いデザインで、ソファ前にピッタリのテーブル。
ソファに座っても足がぶつかりにくいのも、円形テーブルのメリットの一つです。
↑ 真っ白ではなく薄っすら木目が入っていて、ほんのりやさしい雰囲気。
↑ 脚にも木目が入っていて、全体的に可愛らしい雰囲気のテーブルですよ。
価格目安:1万円前後
ラグ
ラグに関しては、モノトーンな寝室づくりの記事で多く紹介しています。
↓ ラグの項に飛びます。
その他に、一つだけオシャレなラグを紹介します。
ベニワレン風の可愛いラグ
上部で紹介している実例写真の中に、似たラグがいくつかあったのですが、気付いたでしょうか。
「ベニワレン風ラグ」といって、近年とても人気です。
モロッコの伝統的なラグで、モノトーンなお部屋にもピッタリですよね。
こちらのブログで詳細に説明がしてありますので、参考にしてください。
まとめ
リビングは家族みんなが落ち着く雰囲気にすることが大事。
モノトーンな雰囲気にする場合も、なるべく意見を聞きながら極端に偏らないよう気を付けよう。