【狭い部屋を広く使うベッド】6つの種類と配置のコツ&おすすめ10選

【狭い部屋を広く使うベッド】6つの種類と配置のコツ&おすすめ10選 インテリアコーディネート
IC 広島
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部屋が狭いけど、なんとかいい感じベッドを置きたい…

と考えてはいないでしょうか。
どれだけ狭い部屋でも、どうにかして「寝る」ことができるようにしなければいけませんよね。

ただ、狭い部屋でベッド選びを誤ってしまうと、生活しにくさが倍増してしまいます。
そこでここでは、狭い部屋に上手にベッドを置くためのポイントを紹介しようと思います。

この記事で分かること…

  • あなたの部屋に合うベッドの種類
  • 配置するときのポイント

狭い部屋にベッドを置く2つの大事なポイント

狭い部屋にベッドを置く2つの大事なポイント

ベッドのような大きな家具を狭い部屋に置くわけなので、上手くレイアウトしていきたいところ。

どうすれば少しでも広く使えるか、広く見えるか、動線を確保するにはどう配置すればいいのか…。
いろんなことを想像することが大事です。

  1. 種類を考える
  2. レイアウトを考える

1.種類を考える

狭い部屋には、それ相応のベッドが求められますよね。
単に小さいものを…という選び方だと寝にくいだけなので、寝やすさを確保しつつ、コンパクトなタイプ・省スペースなタイプを置きたいですね。

次のようなベッドが考えられます。

  1. ロフトベッド
  2. ソファベッド
  3. 収納付き
  4. フロアタイプ
  5. 折りたたみベッド
  6. すのこ×敷布団

ロフトベッドで居住スペースを増やす

ロフトベッド

狭い部屋に大きなロフトベッドを置くことに対し少し躊躇してしまうかもしれません。
でもよく考えれば、狭い部屋にこそのロフトベッドです。
お部屋の中に「2階部分」を作るようなイメージなので、物理的に居住スペースが増えますよね。

もちろん圧迫感はありますが、その分スペースも広がります。
狭い部屋には悪くない選択ですよ。

ソファも置きたいならソファベッド

前後に展開するソファベッド

狭い部屋にソファも置きたいなら、ソファベッドにするのが得策。
寝心地・座り心地どちらも中途半端な感は否めませんが、省スペースさを考えるなら向いています

前後に展開してソファとベッドに変わるタイプだと、よりコンパクトなのでおすすめです。

物が捨てられない性格なら収納付きに

大容量収納ベッド

狭い部屋に物が溢れているなら、まずはそれらをどうするか考えるのが先ですよね。
収納付きにすることで、寝るスペースと収納スペースを一気に作ることができます

収納家具を増やす必要がなくなるため、ベッド自体は大きくても、案外スペースは広くなりますよ。

フロアタイプで開放感を重視

フロアベッド

狭くて圧迫感のある感じがイヤなら、床にベッタリ置くフロアタイプがピッタリ。
ベッドは大きいはずなのに全く圧迫感がなく、むしろ開放的で広々した雰囲気になります

フロアタイプは寝る専用のスペースになってしまうため、収納などが問題ない人に向いています。

お部屋を広く使いたいなら折りたたみベッド

折りたたみベッド

お部屋で軽い運動をしたり、よく友達が来て女子会をするなど、お部屋を広く使いたいときがあるなら折りたたみベッドが最適。
寝心地があまり良くない点がデメリットですが、何といっても「折りたたんで収納できる」というメリットが大きいです。

普段は据え置きにして、広げたいときは簡単にスペースを広げることができます

すのこ×敷布団で安く用意する

すのこ×敷布団

手間などが問題なければ、床に布団を敷いて寝るのがお部屋を広く使うことになります
最低限すのこくらいは敷きたいところですが、それでもベッドを買うよりかなり安上がり。

毎日の上げ下げや、ホコリ・硬さなどが問題ないかを熟考する必要がありそうですね。

2.レイアウトを考える

狭い部屋に置くベッドの種類に目星を付けたら、今度は配置を考えていきます。
配置の方法は各部屋によってそれぞれなので、一概にこうすべきということは言うことができません。

ただ、セオリーとしては次の3つを気を付けるようにします。

  1. 最低限の動線は確保する
  2. 細長い部屋は上手く「仕切る」
  3. 一番大切なことを犠牲にしない

一つずつ考えていきます。

最低限の動線は確保する

ベッドは大きい家具なので、人が通れる動線をしっかりとれるか確認することが大事。
例えば、せっかくいいデザインなのに「置いたらドアが開かない…」なんてことになったら最悪ですよね。

ドアが開くかをチェック

また、狭い部屋で起こりがちなのが「ベランダへの動線」。

窓際に設置したはいいけど、その窓からベランダに行けるようになっていれば、寝床を横切ることになってしまいます。
フロアタイプは低いので、まだ我慢できるかもしれません。
でもそこに高さのあるベッドを置いてしまうと、動線は非常に悪いですよね。

洗濯ものを干すときなどに出番が増えると思うので、とにかく行ければいいと考えるのか、それともあくまで行きやすくないとイヤだと考えるのか、判断が分かれそうです。

狭い部屋では「すべてを理想的にする」ことは難しく、必ずどこかを妥協しなければいけないはず。
その妥協点をしっかり探すことが重要になりそうですね。

クローゼットのドアに注意

出入口のドアは気を付けやすいですが、意外と見落としがちなのがクローゼットの扉
サイズ的には置けても、ドアが開かなくなってしまえばさすがに置けないです。

どうしても難しい場合は、裏技としてクローゼットの扉を外してしまうという荒業も。
賃貸ではしっかり元に戻せるよう、部品の保管や、取り外し状況の動画をとっておくなどの対応が必要です。

サイズを小さくすることも視野に入れる

狭い部屋の場合は、やっぱり家具はコンパクトなタイプが有利
何も考えず単に小さくすればいいというわけではないものの、小さいほうが配置しやすいですよね。

縦=ベッドの長さ

ショート丈ベッドの長さ比較

なにも気にしないと、マットレスの長さは195cmになります。
基本サイズという感じですね。

それをフレームに乗せるわけなので、200cmを切れば相当短いタイプと言えそうです。
ヘッドのないタイプや脚付きマットレスなどは、そのくらいの長さになるはず。

長さは身長に依存するので、あなたの身長が165cm未満くらいなら、一般的なマットレスよりも15cm短いショート丈にするのも一つの手。
必要十分な長さなので、お部屋を広く使えるメリットの方が大きくなるのでおすすめですよ。

横=ベッドの幅

セミシングル・シングル・セミダブルの幅の比較

幅は、シングルとかセミダブルとか呼ばれるアレですね。
一人用の基本はシングルサイズで、幅90~100cmくらいです。

広いほうが寝やすいと感じる人は、本来セミダブル(幅120cm)くらいで寝たいと考えているかもしれません。
でも狭い部屋の場合は、シングルで我慢するのが無難。
長さ200cmくらいにわたっての「20cmの差」はけっこう大きいです。

逆に、細身な女性はシングルよりもさらに幅のないセミシングルという選択肢もあります
寸法で言うと80~90cmです。

幅は寝返りに関係するので、あまり寝にくいと感じるならシングルのほうがいいかもしれません。
また、細身でも男性はおすすめしません。
男性は体が細くても案外「肩幅」があるもので、寝返りで回転したときの距離は女性よりも長くなるので、セミシングルだと寝にくくなる可能性が高いです。

細長い部屋は上手く「仕切る」

細長い部屋で活躍する仕切りとして使えるベッド

狭い部屋と言っても、正方形に近いと配置もしやすいですが、細長い長方形だとなかなか悩んでしまいますよね。
同じ6畳でも、配置の仕方が大きく変わってきそうです。

細長い部屋の場合は、ベッドの向きをまず決めなければいけません。
動線を確保しつつ短辺方向に置けるかが一番のポイント。

置けるならそのほうが使いやすそうです。
もちろんそれぞれの部屋によって変わるのは言うまでもありません。

長手方向にしか置けない場合は、ヘッドボードを仕切り代わりにするのも一つのアイデアです。
寝るスペースと他のスペースを区切ることができれば、狭くてもスッキリした空間になりますよね。

逆にヘッドボードを壁に向けると、お部屋の一体感が出る感じに。
テイストが揃っているなら、見た目はこっちのほうがおしゃれにまとまりそうです。

どちらにせよ、細長い部屋の場合は大きな家具であるベッドを基準にするのが良さそうですね。

一番大切なことを犠牲にしない

最後は、少し抽象的な部分。
狭い部屋に大きな家具を置くためにいろいろ考えるのは、けっこう骨の折れる作業ですよね。

でも個人的には「お部屋のためのベッド」ではなく「あなたのためのベッド」であってほしいと感じます。
お部屋に置けないのはもちろん論外ではありますし、確実に何かを我慢し、妥協する必要もあるはず。

でも、その狭い部屋であなたが暮らすために、一番大切にしていることはなるべく犠牲にしてほしくはないと思います。

テレビを見るのが好きなら、テレビが見にくくなりそうなベッドは避ける。
寝ることが大切と考えるなら、サイズを小さくしすぎない。

他の家具との兼ね合いも含めてですが、あなたが一番大切にしたいことは何かを考え、それを優先させる選び方・レイアウトを考えることも、とても重要なポイントだと思います。

むしろそれを基準にして、全ての家具を考えていくという発想でもいいかもしれませんね。

狭い部屋に使いやすいおすすめベッド10選

狭い部屋に使いやすいおすすめベッド10選

狭い部屋に置くに相応しいベッドを選ぶことが、最も大事なポイント。
デザインよりも機能性が重視されるのは言うまでもありませんよね。

ベッドはフレームで機能性が大きく変わるので、次の6つのタイプから紹介しようと思います。

  1. ロフトベッド
  2. ソファベッド
  3. 収納付き
  4. フロアタイプ
  5. 折りたたみ式
  6. すのこ×敷布団

また、どの種類を選ぶうえでもおすすめなのが「明るい色を選ぶ」という点。
白やナチュラルなど明るい色を選ぶことで、ベッドの大きさを小さく見せることができ、広々した雰囲気になりますよ。

それぞれのおすすめを紹介していきます。

ロフトベッドでスペースを増やす

狭い部屋に大きな家具を置くなら、高さを活かすことも重要。
圧迫感が出るのは否めませんが、それ以上に使える空間を増やせるメリットは大きいですよね。

少しでもコンパクトに、そして圧迫感のないロフトベッドを選びたいところ。
そのためには高さと昇降の2点を意識します。

ベッド下空間を広く使いたいなら高いタイプ

ロフトベッドと言っても、収納メインの低いタイプから、ウォークインクローゼットのように使える高いタイプまで様々。
当然、高いほうが見た目の圧迫感や寝た時の天井の近さがあります。

それでも狭い部屋には低いタイプはおすすめしません。
収納に使える点でメリットではありますが、そこまでするなら高さをもっと出して、より空間を活かす方がせっかくのロフトベッドが活きてきます。

高いタイプのロフトベッド

例えばこのロフトベッドは、非常に高いタイプが設定にあります。
最も高くすることで、ベッド下空間の高さはなんと175cm。

身長によっては、全くかがむ必要もなく入っていけますよね。
収納に使えば、まるでウォークインクローゼット。
ソファやテレビ・デスクを置くことも問題ありません。

狭い部屋ならこのくらい高さを出した方が、しっかりロフトベッドのメリットを活かすことができますね。

一般的なシングルベッドに変わる

ちなみに脚を外すことで、普通のシングルベッドのようにすることもできますよ。
引っ越しをしても長く使えますね。

【価格目安】5~6万円前後

ハイタイプのロフトベッドはこちら

昇降しやすさ重視なら階段付きロフトベッド


ロフトベッドの昇降は「はしご」が一般的。
ただ、はしごは思いのほか邪魔になりやすいです。
お部屋の中央に位置しやすく、いちいち外したりしないといけなかったりするんですね。

もう一つの昇降スタイルが階段。
昇り降りのしやすさは大きな差がありますが、いかんせんサイズが大きくなるデメリットがあるため、狭い部屋の場合、基本は「はしご」になります。

ただ、ある程度年を重ねると、はしごがけっこう億劫に。
また酔っぱらう機会が多い人は踏み外す可能性があったり、高さが怖い人は慣れるまでに時間がかかったりします。

確実にスペースはとってしまいますが、お部屋のスペースによっては階段付きという選択肢もないわけではありません
お部屋のためのベッドではなく、あなたのためのベッドであるべきで、使いやすさも天秤にかけた時に階段のほうがいいというなら、それはそれでいいと思います。

単に小さく小さく…というのは誰もが考えることですが、使いやすさと寝やすさを考えた時、一つの可能性として浮上するのではないでしょうか。

ソファベッドなら「ソファ」も置ける!

寝心地はあまり期待できないものの、狭い部屋にベッドもソファも…という場合に活躍するのが、ソファベッド。

背もたれを倒してベッドとソファを変えるものが多いのですが、狭い部屋には次のような前後に展開するタイプがおすすめです。

前後に展開する省スペースなソファベッド

↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

前後にパタパタと展開するタイプの最大のメリットは、ソファの幅を選べる点にあります。

従来の背もたれを倒すタイプは、ソファの幅がベッドの長さになりますよね。
なのであまり短くすることができなく、狭い部屋に幅180cm超えのソファを置くという感じになってしまいます。

対して前後に展開するタイプは、ソファの幅がそのままベッドの幅に。
長さは展開する部分に依存するため、幅に自由度が増します。

紹介したソファベッドも、幅95cmを選べばシングルサイズとほぼ同じ幅になり、ソファ時にはコンパクトな一人掛けソファになります。
セミダブル・ダブルも選ぶことができ、ソファベッドながらサイズ感を調整することができます。
狭い部屋に置くには最適なソファベッドですね。

【価格目安】3~4万円前後

前後に展開する省スペースなソファベッドはこちら

ヘッドのないベッドで省スペース性を重視!

狭い部屋と相性抜群なのが「収納付き」ですよね。
最近では想像以上に収納できる大容量な収納ベッドもあり、クローゼット一つ分くらいの収納スペースを作ることができます

さらにヘッドのないコンパクトなタイプなら、省スペースさと収納力が合わさり、狭い部屋に最適です。

大容量×省スペースな収納ベッド

大容量×省スペースな収納ベッド

ヘッドがないので、ベッドの大きさは、すなわちマットレスの大きさ。
必要最低限の大きさなので、とても省スペースに置くことができます

さらに引き出しが5杯と反対側に収納空間があり、整理しながら、それでいてたっぷりと収納できます。
ベッドの大きさはコンパクトにして省スペース性を重視。

ベッドの大きさはコンパクトにして省スペース性を重視

そして収納スペースの増加により、ダブル効果で部屋を広く使うことができますよね。
シングルより小さいセミシングルを選ぶことで、さらに幅を節約することもできますよ。

【価格目安】4~5万円前後

大容量×省スペースな収納ベッドはこちら

女性でもっと小さいベッドを希望するならショート丈収納ベッド

ショート丈収納ベッド

こちらは、ヘッドレスなチェストベッドまでは同じですが、さらに長さがショート丈。
女性向けの超コンパクトな大容量収納ベッドです。

一つ上のショート丈バージョンで、セミシングルにすれば幅はもちろん、長さも抑えることができます。

もちろん小さくするのは、体型を考慮して寝やすさが大丈夫と判断できた時。
一面が収納スペースになっているので、大きくすればその分だけ収納スペースも増え、逆に小さくすればコンパクトに置けるメリットがありますよ。

薄型マットレスがおすすめ

ちなみにショート丈の場合は、短いマットレスが市場にあまりないので、マット付きにするのがおすすめです。
このセットのマットは薄型になっているため、座った時に足が付き、女性でも座りやすくなっていますよ。

【価格目安】6~7万円前後

ショート丈収納ベッドはこちら

低いベッドで開放感を出す

面積は同じでも、低くすることで縦の空間を活かすことができます。
開放感があるので、広さは変わらないのにとても広々と感じることができますよ。

ロフトベッドの逆ですね。

とにかく開放的な雰囲気にしたいなら真っ白なフロアベッド

真っ白なフロアベッド

フロアベッドのメリットである「開放感」をより強調するなら、真っ白がおすすめ。
ただでさえ低くて開放的な雰囲気なのに、白という色がまるで大きさを感じさせませんよね。
視覚的に軽そうに見え、そして壁と同化することで大きさも小さく感じます。

フロアベッドは天井が高く感じる

天井もいつもより高く感じそうですよね。
狭い部屋にフロアベッドを置くなら、このような視覚効果を意識する方が活きてきますよ。

【価格目安】1~2万円前後

真っ白なフロアベッドはこちら

臨機応変にスペースを広げられる折りたたみベッド

手間はあるものの、折りたためばスペースを広げることのできる折りたたみベッドも狭い部屋にはおすすめ
普段は据え置きにし、友人がきた時は折りたたんで広げるといった使い方が良さそうですね。

通気性も重視するなら「すのこ仕様の折りたたみベッド」

通気性も重視するなら「すのこ仕様の折りたたみベッド」

折りたためばスペースが広がるので、狭いお部屋にピッタリ。
据え置きのベッドとして使い、お部屋を広く使いたい時だけ折りたたむという使い方がオススメです。

また、すのこ仕様にしておけば据え置きでも湿気に困ることも減りそうですよね。
白いフレームというのもポイントの一つで、普段も大きさを感じさせずに使うことができますよ。

【価格目安】1~2万円前後

すのこ仕様の折りたたみベッドはこちら

安く用意するなら「すのこ&布団」がおすすめ

部屋が狭い場合は、ベッドをあきらめて布団で寝るのも一考の価値ありです。
ただ、近年ではフローリングの部屋が多く、布団を敷いて寝るスタイルだと難しいことも。

そういうときは、すのこを敷いて解決です。

布団を手軽に干したいなら「四つ折り桐すのこベッド」

四つ折り桐すのこベッド

狭い部屋の場合は、少しでも小さくなる4つ折りがピッタリ。
二つ折りよりも厚みは出ますが、縦横はとても小さくなり、収納がしやすくなりますよ。

また4つ折りのいいところは、布団との設置面積を減らしながら布団が干せる点。
二つ折りだと全ての面が触れた状態で干すことになりますが、4つ折りだとほとんど接地面はありません。
よりしっかり乾燥させることができます。

干す機能は使えませんが、敷き布団ではなくマットレスを使うこともでき、ヘッドレスのフロアベッドとして使うこともできますね。

【価格目安】1万円円前後

「四つ折り桐すのこベッド」はこちら

細長い部屋に置きやすいベッド

お部屋が細長い形状で広さもない場合は、配置が難しいですよね。
長手方向に置く場合と、短手方向に置く場合におすすめのベッドを紹介します。

長手方向に置くなら仕切りに使える薄型ヘッドタイプ

狭い&細長い部屋なら、パネルタイプの跳ね上げベッドが向いています。
仕切りに使いやすい形状で、ヘッドに厚みがないので全長も抑えることができます

また、あえて跳ね上げにしたのは、引き出し収納だと必ず「引き出す空間」が必要になりますよね。
細長い部屋だとそのような空間を確保できない可能性もあるので、そういうときは跳ね上げ式です。

このベッドは2つに分割された収納スペースになっていて、マットレスも二つ折りがセットに。
つまり、マットレスを折りたたむことでマットレスを乗せたまま収納スペースを開閉できるというわけですね。

マットレスを乗せたまま収納スペースを開閉できる

これならマットレスを下すスペースが不要になり、狭い部屋でも使い勝手が良くなります。

「国産フレーム(しかも跳ね上げ式)+国産マットレス」なので価格が上がってしまう難点はありますが、そのぶん長く愛用できます。
圧倒的な収納力があるので、お部屋がすっきり整理されますよ。

【価格目安】9~10万円前後

薄型ヘッドの跳ね上げベッドはこちら

短手方向に置くならスッキリデザインのショートベッド

スッキリデザインのショートベッド

長さはフレームの全長でも185cmしかなく、セミシングルも選択可能。
脚の長さを短くして低いタイプにしたり、長めにして下に収納ケースを入れたりすることもできます。

ショート丈にすることで、短い方向にもベッドを置くことができ、さらに幅も狭くすることができるため、一般的なサイズ感より大幅に小さくなります。
寸法的に女性や子供限定になりますが、お部屋の居住スペースをグッと広げることができますね。

お部屋の居住スペースをグッと広げることができます

色も明るいナチュラルとホワイトから選べるので、狭い部屋に置くにはうってつけですよ。
湿気にも非常に強いタイプですね。

【価格目安】3~4万円前後

スッキリデザインのショートベッドはこちら

まとめ

狭い部屋に、最も大きな家具であるベッドを置くのは、考えるだけでイヤになるかもしれません。
でも、様々なことを想定し、あなたが一番やりたいことを優先し、ピタッとはまったベッド選びができた時には本当に嬉しい気分になるはず。

狭い部屋だからこそ、アイデアを振り絞って考える必要がありますよね。
逆に、それも狭い部屋で快適に暮らす「楽しみの一つ」ではないでしょうか。

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