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パイプベッドはデメリットだらけ、やめたほうがいい!でも…

【パイプベッドの5つのデメリット】&自分に合うかを判断する3つのポイント
  • パイプベッドはデメリットが多いからやめたほうがいい
  • でも条件に合う人にはメリットがあるから使うのはあり

つまるところ結論はこれです。正直どんなベッドにも当てはまるかもですけどね😅

メリットデメリット
値段が安い
通気性がいい
意外と軽い
組み立てが簡単
掃除がしやすい
きしみやすい
見た目がいまいち
耐久性が良くない
デザインが少ない
サイズが少ない
ちなみに、パイプベッドとは…
中が空洞のスチール素材でできたベッド。鉄製でも軽くて扱いやすい。無機質な印象は否めませんが、スタイリッシュな一面もあります。通気性がよく、リーズナブルな価格も特徴です。
目次

パイプベッドの5つのデメリット

まずなにより気になるのが、パイプベッドのデメリットや弱点ですよね。
主に次の5つがあります。

  1. きしみやすい
  2. 見た目
  3. 耐久性が良くない
  4. デザインが少ない
  5. サイズが少ない

1.きしみやすい

パイプベッドの一番のデメリットが、この「きしみ」という点。
寝心地にも間接的に影響する大事な部分ですよね。

というわけで非常に長くなったので、詳細はこちらを参考にしてください。

2.見た目がいまいち

鉄製の無機質な感じが好きじゃないなら、見た目は大きなデメリットになるはず。
これはパイプベッドである以上どうにもならず、それに安っぽさを感じる人にはあまり向いていません

特に気にならない人にとっては、デメリットにもなりませんね。

3.耐久性が良くない

パイプ自体の耐久性はそこまで低いものではありません。
が、作りが簡素なものが多く、耐荷重も木製に比べて低めになっています。
耐荷重を意識するときは、マットレスや寝具の重さも考慮しなければいけないので注意しよう。

高級なパイプベッドはあまり買う人もいないでしょうし、パイプベッドである以上、少しでも安く作ることがメーカーとしても大事なのかもしれません。
逆にパイプ製だからこそ、あれだけ簡素な作りにできるわけですね。

4.デザインが少ない

木製のようにデザインは多くありません。
メッシュ床板に4本または6本脚、コンセント・棚付きのヘッドボードというのが定番スタイルですね。

色も白か黒が多く、けっして豊富な種類から選べるとは言えません

5.サイズが少ない

パイプベッドは、ほとんどが一人用に作られています。
シングル・セミダブルがほとんどで、ダブルサイズなどはほとんど見かけないですよね。

自分の欲しいサイズの設定さえあればデメリットにはならないので、夫婦やカップルで安く揃えたいという人には向いてないと言えそうです。

パイプベッドの5つのメリット

パイプベッド独自の弱点とその解決法を紹介してきましたが、もちろんメリットもあります。

  1. 値段が安い
  2. 通気性がいい
  3. 意外と軽い
  4. 組み立てが簡単
  5. 掃除がしやすい

1.パイプベッドは安い

「安いけど大丈夫…?」というのが本音ではないでしょうか。
安いに越したことはないものの、それによって逆に心配になってしまいますよね。

パイプは素材自体の安さに加え、加工のしやすさ・丈夫なので部材を減らせる・軽いから配送費を減らせる…など、コストを削減しやすいんですね。
安いことによる作りの悪さが出てしまうこともあると思いますが、粗悪品だから安いわけではなく、もともと安くしやすいベッドというわけです。

ちなみにフレームを安く抑えてマットレスに予算を回すというのも、賢い方法ですよ。
寝心地の9割は、マットレスが決めます。

2.通気性が良くカビに強い

パイプベッドは通気性がいい

パイプは丈夫なので使う部材を少なくすることができ、結果、フレームはいい意味で「スカスカ」です。
非常に通気性が良く、カビの心配が尽きないベッド周りに関しては大きなメリットと言えますよね。
カビに敏感に反応してしまう人も安心して使うことができます。

カビは寝具だけじゃなく、実は、木にも生えてきます。
が、スチールにはカビは生えません
スチールの表面の「汚れ」にはカビは生えますが、木製ベッドと比べると、フレーム自体へのカビもかなり軽減できます。

3.軽いから移動しやすい

パイプベッドの特徴として大きいのは、とても軽量だということ。
重そうなイメージがあるかもしれませんが、パイプの中身は空洞なので、想像以上に軽いです。

模様替えが好きな人や、徹底的に掃除機をかけたい人も、とても楽にできますよ。

4.女性でも組み立てが簡単

部材が比較的軽く(もちろん木製と比べての話です…)、組み立て中に木が割れてしまう・折れてしまうといった心配もありません。

ネジを強く締めすぎてヒビが入ってしまった!

というのは、全体重を預けるベッドならではの「あるある」ですよね。

パイプベッドはそんな心配もなく、ただ順番通りネジでつなげていけば簡単に完成します。
組み立ては、特に女性はベッドを買う時の大きな悩みの一つですよね。
男手があったほうが楽なのは間違いありませんが、木製よりは組み立てやすいですよ。

5.掃除がしやすい

掃除がしやすい

移動しやすいのと似ている部分ですね。
移動して掃除機をかけやすいのと、床板がメッシュで軽いので簡単に持ち上げて掃除機をかけることができます

汚れが染み込むこともなく、中性洗剤で拭けばかなりキレイな状態を維持することができますね。

条件に合う人とは

パイプベッドの寝心地を良くするコツ

デメリットを解消していけば、パイプベッドは「安くて寝心地のいいベッド」になっていきます。
もっと言うと、パイプベッドのデメリットが出ない人だと、最初から魅力的なベッドになりますよね。

パイプベッドのデメリットが出ない人とは

ではどういう人だと、パイプベッドが向いているのでしょうか。
次の3つの項目に多く当てはまる人ほど、パイプベッドが向いている人と言えます。

  1. 体重が軽めの人
  2. 見た目が気にならない人
  3. 一人暮らしの人

1.体重が軽めの人

仮に耐荷重100kgのパイプベッドの場合、寝る本人が80kgだとアウトと考えたほうが無難。
スプリングマットレスで約20kgとられるので、掛け布団や寝返りの振動などを考えると100kgをオーバーする可能性があります。

パイプベッドの場合、できれば

耐荷重 > 体重 + 30kg

というイメージを持っておきたいところ。
軽い人ほどマットレス選びで制限が少なくなり、ベッド自体も壊れにくく、きしみにくくなります。

2.見た目が気にならない人

見た目がキライだけど安いから…という人は、後で不満が出てくるかもしれません。
ベッドは床に布団を敷いて寝るより、はるかにインテリア性があるからです。
家具としての大きさもあり、毎日使うものでもありますよね。

パイプ製がキライな人は価格が魅力だったとしても避けるべきです。

3.一人暮らしの人

移動しやすい軽さや組み立てやすさなど、一人で何とかなるベッドなので、一人暮らしとの相性はとてもいいです。
動かすにしても組み立てるにしても二人のほうがいいのは当然ですが、一人でも案外なんとかなるのがパイプベッド

引っ越し時も楽に分解できますし、割れたり壊れる心配も少ないですし、価格面を考えても一人暮らしにはうってつけのベッドと言えそうです。

寝心地が悪い…という勘違い

ちなみに「クッション性」という意味での寝心地に関しては、パイプベッドだから硬いというのは間違い
パイプベッドに多い「メッシュ状」の床板に、直に敷布団を敷いて寝ると寝心地は悪くなります。

パイプベッドに多い「メッシュ状」の床板

が、そのような使い方だと、木製でも硬いに決まってます。

  • ベッド用のコイルマットレスを使う
  • 敷き布団で寝たい場合は、ウレタンマットレスを間に一枚挟む

このような使い方をすれば床付き感がなくなり、寝心地はグッと良くなります。
パイプベッドでも高級な木製ベッドでも、大差はありません。

パイプベッドだから寝心地が悪いというのは、全く関係がないことなんですね。

ベッド用のコイルマットレスを使う

まとめ

パイプベッドはデメリットばかり目立つ印象があるかもしれません。メリットは「安いとこくらい」と思っている人も多くいると思います。そういう人はやめたほうがいいです。
でも案外メリットも多く、特に通気性は抜群にいいと言えます。

  • 体重が軽め
  • 見た目が気にならない
  • 一人暮らし

小柄な一人暮らしの人で、見た目が気にならない人だとメリットが大きくなりますよ!

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