狭い部屋に住んでいると、なんだか窮屈でリラックスできない…なんてこと、ありますよね。
でもちょっとした工夫で、お部屋を広く見せることは可能です!
今回は、「小さな部屋を広く見せる方法」をテーマに、家具の配置、色の使い方、収納の3つのポイントを詳しくご紹介します。
実際に試しやすいコツを盛り込みながら、誰でも実践できる方法をお伝えしますよ!
↓360度回して見てください^^
小さな部屋を広く見せる3つのコツ


狭い部屋でも、工夫次第で開放感のある空間に変身させることができます。
リラックスできる自宅を作るために、以下の3つのポイントを押さえてみましょう。
それぞれ具体的な方法やコツを解説しますので、できるところから試してみてくださいね!
1. 家具の配置と選び方で空間を広く
家具の配置:中央を開けて視線を確保
お部屋を広く見せるためには、家具の配置がとても重要です。
ポイントは、部屋の中央をできるだけ空けること。
たとえばソファを部屋の中央に置くと、テレビが見やすいかもしれませんが、視線が遮られて部屋が狭く感じてしまいます。
具体的な配置のコツ
- 壁に沿って家具を配置:ソファや棚を壁側に寄せることで、中央の空間が広がり、部屋全体が開放的に見えます。
- 視線の抜けを意識:たとえばソファは壁際に、観葉植物は奥に配置するなど、視線がスムーズに流れるレイアウトを心がけましょう。
- コードの長さにこだわらない:テレビアンテナの位置に縛られず、長いコードを使ってでも理想の配置を優先するのがおすすめです。
例:ソファを中央に置くのではなく、壁側に移動させ、棚を食器棚の横に、ランプをソファ脇に配置。これで中央が広く空き、部屋が一気に開放的に見えますよ!
家具の選び方:脚付きデザインで軽やかに
家具のデザインも、部屋の広さに大きく影響します。
床に直置きする重厚なデザインよりも脚付きの家具を選ぶと、床面が見える面積が増えて部屋が広く感じます。
- 脚付き家具を選ぶ:ソファやテレビ台は、脚があるデザインを選ぶと視覚的に軽やか。たとえば4本脚のシンプルなダイニングテーブルなら、リビング側への視線の抜けが良くなります。
- 背もたれの低い椅子を:ダイニングチェアは背もたれが低いものや、抜け感のあるデザインを選ぶと圧迫感が減ります。
- 買い替えは計画的に:予算や好みも大切ですが、次回の買い替え時には「視線の抜け」を意識した家具を選んでみてください。
注意点:デザイン性の高い板状の脚のテーブルなんかはとてもオシャレですが、視線を遮りがち。
部屋の形状によっては90度回転させて配置するのが難しい場合もあるので、購入前に部屋の間取りをよく確認しましょう。
2. 色の使い方で部屋を広く見せる

色の基本:薄い色で開放感を出す
色の使い方は、部屋の広さ感に大きく影響します。
濃い色は部屋を狭く見せがちですが、薄い色や寒色系を使うことで開放感を演出できます。
では具体的にどんな色を選べばいいのでしょうか?
色の選び方のコツ
薄い色を基調に:白やベージュなどの明るい色は、部屋を広く見せる効果があります。
- 寒色系を活用:赤やオレンジなどの暖色系は「進出色」で手前に見え、部屋を狭く感じさせます。一方、ブルーや紫などの寒色系は「後退色」で奥行きを感じさせるので、狭い部屋におすすめです。
- カーテンにも注目:濃い暖色系のカーテンは避け、薄いブルー系やベージュ系を選ぶと効果的。無彩色(白・グレーなど)も失敗が少なく、広く見せるのに最適です。
色 | 広さの印象 | 特徴 |
---|---|---|
黒 | 狭く感じる | 暗く圧迫感が出る |
オレンジ | やや狭く感じる | 明るいが濃い進出色 |
ベージュ | 広く感じる | 薄い色で開放感が出る |
水色 | より広く感じる | 後退色で奥行きを感じさせる |
↑ 動画(最下部にあります)では壁の色を変えて実験しています。
好みとバランスを大切に
もちろん好みの色を取り入れるのも大切。
濃い色が好きならアクセントとして小物やクッションに取り入れ、壁やカーテンは薄めの色でバランスを取るのがおすすめです。
自分らしい空間を楽しみながら、小さな部屋を広く見せる工夫をしてみてくださいね!
3. 収納でスッキリ!床を見せる工夫

隠す収納でスッキリ空間を
物が床に散乱していると、部屋は確実に狭く感じます。
床が見える面積を増やすためには、隠す収納が鍵。
ゴチャゴチャした印象をなくし、スッキリした空間を目指しましょう。
収納のコツ
- オープン棚は収納ケースで統一:オープン棚を使っている場合、ニトリや無印良品の収納ケースで中身を隠すとスッキリ。ケースは色やサイズを揃えると、より整った印象になります。
- 断捨離で物の量を調整:年齢を重ねるほど物が増えがち。思い出の品は大切ですが、使っていないものは売る・譲る・捨てるで整理を。住まいに合った物の量を意識しましょう。
- 床に置かない収納を:ソファ下に収納付きのものを選んだり、壁掛け収納や浮かせる収納を取り入れると、床面が広く見えます。
例:オープン棚にバラバラの物を置くのではなく、統一感のある収納ケースを活用する。床に置かれたバッグや小物は、壁掛けフックや収納付き家具に移動させると、部屋が一気に広く感じますよ!
断捨離の心構え
断捨離は「いまを生きる」ための第一歩。
過去の物に縛られず、必要なものだけを残すことで気持ちも空間も軽くなります。
たとえば使っていない服や古い書類は、思い切って整理してみてください。
スッキリした部屋は、毎日のリラックス時間をより快適にしてくれますよ!
ビフォーアフターで効果を実感!
同じ部屋でも、工夫次第でまったく違う印象になります。
ビフォーアフターで比較してみます。

↑Before:狭く感じる部屋
- ソファが中央にあり、視線が遮られる
- 濃い色のカーテンで圧迫感
- 床に物が置かれがち、オープン棚がゴチャゴチャになりがち

↑After:広く感じる部屋
- 家具を壁側に寄せ、中央を広く
- 薄い色のカーテンで開放感
- 隠す収納で床面をスッキリ
実際に比較すると、違いが一目瞭然ですよね!
ツールなどを使わないと普段は比較することができないので、狭いと感じたまま過ごしがちですが、小さな部屋を広く見せる工夫は誰でも取り入れられます。
まとめ:小さな部屋を広く見せる第一歩を踏み出そう!
小さな部屋を広く見せるためには、家具の配置、色の使い方、収納の3つのポイントが鍵。
これらを一つずつ試すだけで、驚くほど部屋の印象が変わりますよ!
まずはソファを壁側に動かしたり、収納ケースを揃えたり、簡単なところから始めてみてください。
次の一歩:
- 今すぐ部屋を見渡して、動かせそうな家具をチェック!
- カーテンや小物の色を見直して、薄い色に変える計画を。
- 週末に断捨離の時間を確保して、床をスッキリさせましょう。