という疑問はないでしょうか。
ソファを選ぶときの最大のポイントは座り心地。
誰だって座り心地の悪いソファには座りたくないものです。
でも
ということになりますよね。
そこでここでは、座り心地を大きく左右する「スプリング」を簡単に紹介。
自分に合いそうなスプリングがどんなタイプか検討を付けることで、より好みのソファを選ぶことができますよ。
一般的なスプリングの種類
ソファのクッション性や座り心地は、大きく2つの部分によって変わります。
それはクッション性を左右するスプリングの部分と、肌触りや第一印象を左右する表面の素材。
多くは「スプリング+ウレタンフォーム」ですが、クッション性に大事なスプリングにはどのような種類があるのでしょうか。
次の4つがメインになります。
- ポケットコイル
- コイルスプリング
- Sバネ
- ウェービングベルト
1.ポケットコイル
コイルを一つずつ袋(ポケット)で包み、独立した弾力性が発揮できる構造。
独立したコイルが座る人の体形や座り方に合わせて「点」で沈んでくれるので、弾力性が良く体にフィットした座り心地があります。
また独立したバネなので高密度に配置することができ、長時間座っていても疲れにくいスプリングと言えます。
ベッドマットレスなどにも使われており、スプリングの中では高価な部類になります。
2.コイルスプリング
渦状のバネを丈夫な鉄線で横方向に連結したものです。
上下に反発する性質のある構造でクッション性が豊かになり、どこに座っても同じ座り心地になる特徴があります。
バネへの負担が分散されるので木枠への局所負担も減り、バネ自体も耐久性が高いと言えます。
構造上、座面にボリュームのあるデザインになりやすいです。
3.Sバネ
S字状のバネを連結させたスプリング。
最も多く使われているスプリングですが、ポケットコイルやコイルスプリングに比べると弾力性に劣ります。
通常は山なりに張り、へたりを防止しています。
そのため座面中央は弾力性がありますが、端にいくに従い硬くなっていくのが特徴。
座面を薄くでき軽量化しやすい構造なので、デザインの幅が大きく広がります。
4.ウェービングベルト
金属ではなく布製の衝撃吸収材。
低コストのため低価格帯のソファに多く使われています。
クッション性や耐久性はお値段なり。
ただし、最近は「ダイメトロール」という新たな素材が注目を浴びています。
アメリカのデュポン社が開発した素材で、金属の5倍もの耐久性を持っています。
金属特有のギシギシ音や錆の問題もなく、軽量でリサイクルもできるとか。
2021年現在では、高価なソファにしか使われていません。
まとめ
ソファを選ぶときは主にこの4つからスプリングを選択することになります。
座り心地というのは個人的な主観が大きいので何とも言えない部分はありますが、全体的にポケットコイルは柔らかめ、S字バネは固めという感じでしょうか。
また、耐久性ではコイルスプリングに分がありますし、価格ではウェービングベルトが有利。
価格や使い方など総合的に考える必要がありますね。
↓ 合わせてソファ選びの参考にしてください。