ローテーブルは足が疲れるからイヤ…
このような悩みはないでしょうか。
アパートやマンションの狭いリビングダイニングだと、ダイニングテーブルが置けないことも珍しくありません。
ただ、テーブルサイズを小さくすればOKというわけでもないのが難しいところですよね。
そこで、狭い空間にダイニングテーブルを置くポイントを紹介します。
- 3人・4人・5人家族が食事できるダイニングテーブルの広さ
- それぞれに必要なダイニングスペースの広さ
- それぞれにおすすめのダイニングテーブル
1人が食事をする基本寸法

1人が食事をするときの基本的な寸法は
です。
この寸法を基準に、家族の人数ごとの小さめテーブルを考察していこうと思います。
ちなみに形状は「四角形」が基本です。
天板スペースをもっとも無駄なく使うことができるため、ダイニングが狭い場合は円形は非推奨です。
ベンチにすると省スペースに置ける
チェアをベンチにし、壁によし掛かる配置にすると省スペースに置けます。
窓があったり、暖房機器があったり、家庭ごとに使えるかは変わるので要注意。
回転チェアに関しては、どのみち椅子を引かないと回転できないので、そこまで重視する必要はありません。
【4人家族】

という4人家族を想定してみます。
4人家族に必要な天板サイズとダイニングスペース
4人家族の場合、
というサイズの天板が基準。
これより広いと余裕があり、狭いとけっこうきつくなります。
ある意味4人家族の最低限のサイズとも言えそうですね。
150cm×80cmくらいあるとゆとりがあります。
必要なダイニングスペースの寸法
イスを引くのには、イスの寸法も入れておよそ75cmの空間が必要。
これを踏まえると、4人家族では次のようになります。

座っている人の後ろを通るならプラス25cmほどが必要になります。
4人家族におすすめ ニトリのダイニングテーブル
モダン派とナチュラル派、2種類を紹介します。
モダン派におすすめのセラミックテーブル
↑ ニトリのセラミックテーブル。
135cmという絶妙なサイズがあるので「小さめのダイニングに4人掛けを」という場合にピッタリ。
色も3色から選べるので、チェックしてみてくださ。
ナチュラル派におすすめのダイニングテーブル
↑ これも135cm幅を選ぶことができます。ナチュラルなお部屋に合わせやすい色で、それでいて脚でアクセントをつけることができますよ。
【3人家族】

3人家族は
を想定していきます。
3人家族に必要な天板サイズとダイニングスペース
3人家族の場合は、天板の長辺に1人ずつ、短辺に1人という座り方をしたくなりますが、実はこれだと無駄にスペースを使ってしまいます。

↑ このようなサイズのテーブルはあまりないですが、仮にテーブルを小さくしても、このような座り方は椅子を引くスペースが3方向になってスペースをとってしまいます。

↑ このような感じですね。
なのでダイニングスペースの形状に左右されるものの、長辺に2人と1人で座るのが基本と言えます。

↑ 必要な横幅は同じで、奥行きは55cm節約できます。
3人家族におすすめのニトリのダイニングテーブル
3人家族は伸長式ととても相性がいいので、2つのサイズの伸長式セットを紹介します。
天板が90cm伸びるダイニングテーブル
普段は120cm幅、伸ばすと210cmという大きなテーブルになります。
3人家族に非常に使いやすいサイズ感と機能性で、狭いダイニングスペースにもスッキリ収まります。
いざ伸ばすときに空きを作れるか、という点が重要になりますよ。
普段は80cm、伸ばすと120cmのテーブル
今度は逆に、普段はコンパクトなサイズ、広げることで120cmになるタイプです。
基本は広げて使い、お部屋を広く使いたい時は小さくできる、という点がポイントですね。
【5人家族】

5人家族は
を想定していきます。
5人家族に必要な天板サイズとダイニングスペース
5人家族の場合も、長辺に3人・2人という座り方がもっとも省スペース。
3人家族と同様に、あえて長辺に3人と2人で座るほうが、椅子の引くスペースを節約できます。
子供が3人並ぶなら180cmなくても大丈夫ですが、体の成長を考えると悩みどころですね。
ダイニングが狭いなら、やや小さめでもいいかもしれません。
必要なダイニングスペースの寸法

↑ テーブルの幅を180cmより小さくすればもう少し省スペースに置けますが、子供うちは問題なくても大きくなるにつれて窮屈感が出てきます。
椅子を引くスペースは、実は3人家族・4人家族と変わりません。
5人家族におすすめのニトリのダイニングテーブル
5人家族はある程度の大きさが必要なので、価格も大きなポイントになってきますね。
また3人と同じく伸長式も合います。
コスパのいい大きめテーブル
↑ 幅180cmという大きさながら、かなりお値段抑えめなのがポイント。
脚が「Tの字」なので、横に3人が並びやすいひろ広い足元になっていますよ。
160~200cmの伸長式テーブル
↑ 幅160cm~200cmという絶妙なサイズの伸長式テーブル。
例えば今はまだ年齢的にも体が小さいので180cmも要らない、でもいつかは大きくなるわけなので小さいテーブルはその時に困る…
そういうシチュエーションに最適ではないでしょうか。
奥行きも90cmと少し大きいので、160cm幅でお誕生日席を利用して5人囲むこともできそうです。
まとめ
テーブルを小さくしただけだと、置けても食事がとても窮屈になってしまいます。
小さめのテーブルにすることに加え、
- 伸長式のテーブルを活用する
- チェアではなくベンチにする
などの工夫が必要。
多少座りにくくても「床に座るよりはマシ」という人も多いと思うので、リビングの配置も合わせてレイアウトを考えてみてはどうでしょうか。