という疑問はありませんか?
大人とはまた違う視点で考える必要があるので、いまいち分かりにくいですよね。
そこで、赤ちゃんのいる家庭で使いやすいポイントや選び方、アイデア、おすすめなどを紹介します。
- 赤ちゃんに合うカーペットのポイント
- 先を見越した賢い選び方
- 具体的なおすすめカーペット
赤ちゃんに合うカーペットの7つのポイント
赤ちゃん用に使う場合は、次の7つを意識しよう。
- 自宅で洗える
- クッション性がいい
- 掃除機がかけやすい
- はっ水機能
- 滑り止め付き
- 低ホルムアルデヒド
- 遊び毛が少ない
1.自宅で洗える
赤ちゃんは、いろんな場面でカーペットを汚してしまいます。
- 嘔吐した
- お漏らしをした
- 大量のよだれを垂らした
- ご飯をこぼした
- ジュースをこぼした
自宅で洗えるカーペットだと、いつも清潔に使うことができます。
クリーニングに出すのは手間も出費もあり、なかなか大変ですよ。
2.クッション性がいい
特につかまり立ちする頃の月例になると、転倒して頭をぶつけるのが本当に怖くなります。
薄いカーペットでは、表面は柔らかくてもクッション性がないので、ぶつけた時のダメージはとても大きくなってしまいますよね。
赤ちゃんに使うなら、クッション性をしっかり確保しておきたいところです。
3.掃除機がかけやすい
ということを意味します。
毛足の長いシャギータイプは、掃除機をしっかりかけても奥は意外とキレイになっていません。
「しっかり掃除機掛け頑張るから大丈夫」ではなく、最初からキレイになりやすいタイプを選ぼう。
4.はっ水機能
カーペットが汚れる一番の原因は「水物」ですよね。
染み込んでしまうと、洗ってもなかなか落としきれないものです。
はっ水機能が付いていると、水をこぼしてもすぐには染み込んでいきません。
サッと拭くことで汚れが定着しにくく、キレイな状態を維持しやすいですよ。
5.滑り止め付き
フローリングに敷く場合は、カーペットの裏側にも注意を払おう。
不織布など滑りやすい素材だと、ズレて思わぬケガをしてしまう可能性も。
ゴムの滑り止めが付いたタイプだと安心ですね。
大きいほどズレにくいので、その辺りも考慮しよう。
6.低ホルムアルデヒド
シックハウス症候群の原因の一つになる可能性がある「ホルムアルデヒド」。
日本では法令が整備されたので粗悪なものは基本ありませんが
- 低ホルムアルデヒド
- ノンホルムアルデヒド
のカーペットだと、より安心感があります。
⇒参考:シックハウス症候群の予防は生活環境の改善から/オムロン
7.遊び毛が少ない
遊び毛が多いと、それだけホコリが増える原因になります。
赤ちゃんに限らず、ホコリはアレルギーにも関連するので、遊び毛が少ないカーペットが向いています。
毛足の短いカーペットやキルティング加工されたタイプだと、遊び毛も減って赤ちゃんに使いやすくなります。
先を見越した賢い選び方
カーペットは頻繁に買い替えることはありませんが、赤ちゃんの成長はとても早く、あっという間に
になってしまう可能性もあります。
そこで、赤ちゃん用に買う時は少し先を見越して選ぶことが大事になります。
成長すると、確実に走りまわります
赤ちゃんの時は寝返りできただけで親も笑顔になるものですが、あっという間に部屋を走り回るようになります。
すると
- ドンドンという大きな騒音が出る
- カーペットが滑って転ぶ
といったことが考えられますよね。
マンションやアパート
集合住宅の場合は、階下への騒音対策を予め想定しておこう。
近隣から苦情が入ると、とても肩身の狭い思いをすることになってしまいます。
最初から厚手のタイプを選んだり、ジョイントマットと重ねるなどの対応がおすすめです。
コルク素材のジョイントマットだと滑りにくいため、薄いカーペットを重ねるのに適しています。
一戸建て
一戸建ての場合は、騒音はそこまで重視する必要がないため、滑り止めが付いたタイプを選ぶのもおすすめです。
集合住宅より広いことが多いため
- しょっちゅう走り回る
- 意外と早い
ということを考慮し、滑りにくい工夫をしよう。
もっと汚すようになる
乳児から幼児になると、実はもっと汚すようになります、子供は。
例えば、保育園や幼稚園に行き始めると簡単にウイルスをもらってくるので、赤ちゃんの時期よりも体調を崩しやすくなります。
食事の量も圧倒的に増えるので、嘔吐したときのインパクトは赤ちゃんの時の比ではありません。
また、遊び場にあるラグなら「どうやったらこんなに汚くなるの…」というくらい。
- お菓子のカスや消しゴムのカス
- なぜがボールペンで書いた跡
- スライムがベタッとくっついてる
これらも集合住宅と一戸建てで、何を重視するのかが変わってきます。
マンションやアパート
マンションやアパートでは、洗えることはもちろん大事ですが、もっと注意したいのが「干すこと」です。
高層階だと手軽にベランダに干すことが難しいこともありますし、大きめの洗濯機が置けない場合は、脱水もなかなかできません。
日陰で時間をかけて乾かすと、今度はカビの心配も。
干しやすさを考えると、薄手のカーペットが向いています。
一戸建て
一戸建てでは、ベランダや庭など干しやすい環境があるので、「干しやすさ」よりも「汚れにくさ」を重視しよう。
はっ水機能があれば「洗濯しないと落ちない汚れ」が付きにくく、洗濯の回数も減るはず。
親が見ていないとサッと拭くことはなかなか難しいものですが、簡単に染み込むよりは防汚性能は高まります。
赤ちゃんとの暮らしが快適になるポイント
赤ちゃんに合うポイントを紹介してきましたが、住まいによっても合う合わないがあるので、なかなか難しいですよね。
特に
- 厚い ⇒ クッション性がある ⇒ 転んでも安全だが、洗いにくく干しにくい
- 薄い ⇒ 洗いやすく干しやすい ⇒ クッション性がなく、転ぶと痛い
という部分は、頭を悩ませると思います。
そこでおすすめなのが
という方法です。
カーペットの下敷き
を使うことで
- 洗いやすさ
- 干しやすさ
- クッション性の良さ
を両立することができます。
この商品には
- 滑り止め
- 洗える
- 耐熱仕様
- 安い
という特徴もあるため、赤ちゃんとの暮らしがより快適になりますよ。
コルクマット
上で軽く触れましたが、コルクマットは
- 滑りにくい
- クッション性がいい
という特徴があるため、薄手のラグと重ねやすいのが魅力。
家具の配置に柔軟に合わせやすく、動かせない備え付けのストーブなどの場合は「はさみでカット」することも可能です。
下地はコルクマットでクッション性を担保し、メインの部分に薄手のラグを敷くというのも非常にいい方法だと思いますよ。
赤ちゃんにおすすめのカーペット
最後に、赤ちゃんに使いやすいおすすめのカーペットを紹介します。
重ねて使うかは、お好みで。
個人的には
- 防音に特化 ⇒ 厚手のカーペットと重ねる
- 洗いやすさ重視 ⇒ 薄手のカーペットと重ねる
- 干せる環境にある人 ⇒ 厚手のラグのみ
- 薄手のラグのみ ⇒ 非推奨
この分け方でOKかなと思います。
単体でもクッション性のいい厚手カーペット4つ
クッション性のいい厚手のカーペットは、そのままでも重ねても使えます。
ちなみにぼくは、コルクマットと厚手カーペットを重ねて、防音対策として使っていましたよ。
はっ水機能付きの厚さが選べるカーペット
はっ水機能付きが魅力のカーペット。
厚さを2種類から選ぶことができ、単体でも重ねても使えます。
滑り止めがないので、単体で使う時は要注意。
大きめサイズにするか、百均の滑り止めなどを敷いて対応しよう。
自宅で洗える | ○ |
クッション性 | ○ |
掃除機のかけやすさ | ○ |
はっ水機能 | ○ |
滑り止め | × |
低ホルムアルデヒド | × |
遊び毛が少ない | ○ |
耐熱仕様 | ○ |
サイズ展開 | 130×185cm~200×300cm 4サイズ |
価格 | 1~2万円前後 |
厚さ20mmの低反発素材を使ったカーペット
厚さ20mmの低反発素材を使った防音カーペット。
クッション性が良く、安全で気持ちいいラグです。
掃除機がかけやすいタイプで、洗濯も可能。
落ち着いた色味でオシャレ感もバッチリですよ。
自宅で洗える | ○ |
クッション性 | ○ |
掃除機のかけやすさ | ○ |
はっ水機能 | ○ |
滑り止め | ○ |
低ホルムアルデヒド | × |
遊び毛が少ない | ○ |
耐熱仕様 | ○ |
サイズ展開 | 185×185cm~185×240cm |
価格 | 1万円前後 |
特許構造の防音特化カーペット
低反発と高反発を組み合わせた、防音に特化したカーペット。
防音面では最もおすすめです。
マンションやアパートにうってつけで、単体で防音性を気にするならイチオシですよ。
自宅で洗える | × |
クッション性 | ○ |
掃除機のかけやすさ | ○ |
はっ水機能 | × |
滑り止め | ○ |
低ホルムアルデヒド | ○ |
遊び毛が少ない | ○ |
耐熱仕様 | ○ |
サイズ展開 | 130×190cm~190×240cm 3サイズ |
価格 | 1~2万円前後 |
ソファも兼ねる赤ちゃん用プレイマット
赤ちゃんはほとんどリビングで過ごすことになるので、このようなタイプもおすすめ。
厚みが30mmもあり、赤ちゃんのプレイマットにピッタリです。
折りたためばソファになるので、厚みが30mmあっても邪魔になりにくく、クッション性を活かすことができます。
本体は洗えませんが、カーペット・背もたれ部分のカバーが外せるので、洗って清潔に使えます。
すべてウレタンで硬い部分がないため、転んでも安心ですよ。
自宅で洗える | ○ |
クッション性 | ○ |
掃除機のかけやすさ | ○ |
はっ水機能 | × |
滑り止め | × |
低ホルムアルデヒド | × |
遊び毛が少ない | ○ |
耐熱仕様 | ○ |
サイズ展開 | ラグ部分約149×200cm・149×250cm 2サイズ |
価格 | 3~4万円前後 |
重ねて使いやすい薄手のカーペット
次は薄手のカーペットを紹介。
先に紹介した「カーペットの下敷き」「コルクマット」と合わせることで、より赤ちゃんに使いやすくなりますよ。
洗濯機でザブザブ洗えるキルトカーペット
洗濯しやすく、そして干しやすい薄手のキルトラグ。
掃除機もかけやすく、キルティングのデザインもおしゃれですよね。
コロコロも使いやすいラグですよ。
自宅で洗える | ○ |
クッション性 | × |
掃除機のかけやすさ | ○ |
はっ水機能 | × |
滑り止め | × |
低ホルムアルデヒド | × |
遊び毛が少ない | ○ |
耐熱仕様 | × |
サイズ展開 | 130×185cm~200×250cm 3サイズ |
価格 | 1万円前後 |
機能性抜群のダイニング用ラグ
ダイニング用のラグは、汚れやすい環境のため機能性が豊富。
コルクマットなどクッション性のある床材の上に敷くことで、クッション性と機能性を両立することができます。
汚れにくさを重視する人は、ダイニングラグも一考の価値ありですよ。
自宅で洗える | × |
クッション性 | × |
掃除機のかけやすさ | ○ |
はっ水機能 | ○ |
滑り止め | ○ |
低ホルムアルデヒド | × |
遊び毛が少ない | × |
耐熱仕様 | ○ |
サイズ展開 | 180×220cm~220×250cm 2サイズ |
価格 | 2~3万円前後 |
好きなサイズにできるユニットタイプ
好みの形状にできるユニット式を2つ紹介します。
部分的に敷くことができるユニットラグ
ジョイントマットやタイルカーペットのように部分的に敷くことができる、シャギーラグ。
L字に敷いたり、細長く並べたり、好きな形状にできる点が最大の魅力です。
シャギーは赤ちゃんとは相性がそこまでよくないものの、洗濯機で洗える点や、汚れた部分だけを取り換えられるメリットは健在です。
クッション性はあまりないため、子供用に使う場合は、コルクマットなどと重ねて使うのがおすすめですよ。
自宅で洗える | ○ |
クッション性 | × |
掃除機のかけやすさ | × |
はっ水機能 | × |
滑り止め | ○ |
低ホルムアルデヒド | × |
遊び毛が少ない | × |
耐熱仕様 | × |
サイズ展開 | 70×105cm |
価格 | 1~2万円前後 |
⇒追記:販売終了
手軽に和の空間を演出できる置き畳
クッション性のある置き畳なら、それ単体で「和のデザイン性」「クッション性」を両立できます。
プレイマットとして使ったり、フローリングのお部屋でのお昼寝に使用したり、アイデア次第で使い方は様々。
モダンなブラックの畳なら、オシャレな和モダンテイストになりますよ。
自宅で洗える | × |
クッション性 | ○ |
掃除機のかけやすさ | ○ |
はっ水機能 | ○ |
滑り止め | × |
低ホルムアルデヒド | × |
遊び毛が少ない | ○ |
耐熱仕様 | × |
サイズ展開 | 82×82cm |
価格 | 1~2万円前後 |
まとめ
赤ちゃん用としては、自宅で洗えるととても使いやすくなります。
また、それと合わせて「干しやすさ」も重要。
フローリングだけだと、転んでぶつけたりとても危険なので、何か対策はしたいところですよね。
個人的には、洗いやすさ&干しやすさのある「重ねて使う」がおすすめです。