という疑問はありませんか?
見た目が大きく変わるので、サイズ感は重要ですよね。
そこで、どのくらいの広さで敷くと”いい感じ”になるか、をお部屋別に紹介します。
ちなみに
ラグ:部分的に敷く
というイメージが大きいと思うので、ここではラグのサイズの選び方に焦点を当てていこうと思います。
サイズを決める3つのポイント
ラグのサイズを決める際は、次の3つについて考えていこう。
- 使うシーン
- 周囲の家具
- お部屋のタイプ
1.使うシーン
どのようなシーンで使うのかにより、理想的な広さが変わります。
例えば
- 小さな子供の防音も兼ねている:範囲が広い方がいい
- 見た目にアクセントを付けたい:バランスを重視
- 季節に合わせて変えて敷きたい:コンパクトで片付けやすいほうがいい
といった具合です。
また、次のように大まかにサイズ感をイメージしておくことも大事です。
- 【大きめが合う】
- 来客が多い
- 子供の友達がよく遊びに来る
- 家族の人数が多い
- ゴロゴロするのが好き
- 【小さめが合う】
- 足元の暖をとりたい
- アクセントラグとして使いたい
- 掃除機をよくかける
- 模様替えをするのが好き
2.周囲の家具
周囲に家具が多くある状況では、大きくしてもあまり意味がありませんよね。
反対に広いリビングなどでは、家具と家具の間が広いので、少し広めのラグが合います。
また、家具をラグに乗せるかもポイント。
ソファなどは乗せてもOKですが、高さのある棚などは不安定になるので乗せないほうが安心です。
テレビボード自体は低くても、テレビが乗るとグラグラするので、その辺も考慮したいところですね。
3.お部屋のタイプ
リビング・寝室・子供部屋…など、どの部屋で使うのかによってサイズ感のイメージも変わります。
リビングではあまり小さいと見た目のバランスが悪く、やや不釣り合いに。
ベッドの足元に敷くなら、大きすぎずベッドのサイズと同じかやや小さいほうが似合います。
お部屋によって使い方がある程度分かれると思うので、ちょうどいいサイズ感も変わってきます。
お部屋別のサイズイメージ
3つの点を考慮して、お部屋別にイメージ画を作ってみました。
リビング
リビングでは、ソファとテレビ・テーブル辺りが中心になると思います。
ソファテーブルとして使う場合は、テーブルを囲んで座ることは考える必要がありません。
ただ、それでもあまりラグが小さいと見た目に寂しい印象になってしまうので、そこそこ広めに敷くのがおすすめです。
上の画像のようなサイズ感が、見た目にも使い勝手にもちょうどいいはず。
↑ 少し小さめでも大丈夫です。
ソファの足元にラグを寄せる場合は、小さいと見た目のバランスが気になる可能性も。
↑ ここまで小さいと、少し寂しい雰囲気。
実際テレビの前にラグがなくても使用感としては問題ありませんが、見た目のバランスが少し物足りない印象です。
↑ 反対にここまで広いと、やや大きすぎ。
こちらも使用感としては暖かくていいと思いますが、ソファの下はないほうが見た目がスッキリしています。
リビングダイニング
リビングテーブルで食事をとる家庭も、このくらいの広さが理想。
テーブルの短辺部分にも座る場合は、ラグをソファの幅よりグッと広くしてもそこまで変ではありません。
↑ 床に座って食事をとる場合は、このくらいでもやや小さいかなと思います。
座ること自体は問題なくても、手をついてリラックスしたり、ゴロゴロしたりするには手狭な感じになりそうですよね。
また、フローリングはホコリが舞いやすいので、リビングで食事をとる場合は少し広めのほうが何かと使いやすいはずです。
ダイニング
ダイニングに敷く場合は、チェアを動かす範囲までカバーするのがポイント。
チェアを収めた状態で寸法を測るとズレてしまうので要注意です。
テーブルの端から70cmくらいまでカバーできていれば、チェアも問題なく動かすことができます。
↑ パッと見ちょうどよく見えますが、実際に使うと非常に使い勝手が悪いサイズ感です。
イスを引くたびにラグから脚が外れ、持ち上げながらじゃないと動かせません。
↑ ダイニングではチェアの方向の長さが一番重要で、横幅は広くてもそこまで違和感ありません。
ただ、広くてもあまり意味がないので、テーブルの幅に合わせると見た目にスッキリでおすすめです。
こちらも参考にしてください。
子供部屋
子供部屋に敷く場合は、シンプルにチェアの脚やクローゼットの扉をかわした範囲に敷くのがおすすめ。
防音や防寒のために広く敷きたいと考えることもあると思いますが、特に女の子に人気のシャギー系ラグの場合は面積が広いほど掃除機がけが大変になります。
子供が自分で掃除機をかけてくれるなら問題はないと思いますが、ママがかけるなら大きいとそれだけ掃除が大変になります。
↑ 友達がよく遊びに来るなど少しでも広くしたい場合は、大き目も問題はありません。
ベッドで踏んでしまえばズレにくくなります。
その場合でも扉やキャスターの範囲に気を付けよう。
↑ キャスターが動かしやすいラグなら、思い切って大部分を敷いてしまうのもアリ。
インテリアに大きく影響するので、柄や色に気をつかい見た目を意識するのがポイントです。
寝室・ワンルーム
寝室や個室・一人暮らしのワンルームなどは所狭しと家具が置いてあることが多いですよね。
そういう場合は案外「円形」「楕円形」のラグが使いやすいです。
メインで使う中央にラグを敷き、周囲はラグに干渉せず家具を置くことができます。
見た目にもやさしく、リラックス感の大事な寝室や個室にピッタリ。
↑ 長方形でも、もちろん問題なく合わせることができます。
ベッドの長さと揃えると、見た目にまとまり感が出ておすすめです。
まとめ
各家庭によってお部屋の広さがまるで違うので、あえて寸法は記載しませんでした。
採寸するときは
を調べるのがポイント。
- 理想は○○cm
- 最大で○○cm
という2種類のサイズ感を把握しておけば、サイズ選びで失敗することもグッと減ると思いますよ。