でもどうやったらいいのか分からない…
と悩んではいませんか?
専用ツールで作成してみたので、ポイントを紹介していきます!
最後には動画もあるのでぜひ参考にしてください!
アメリカは広いんです!
アメリカンなお部屋を作る時にけっこう大事なのが「アメリカは広い」ということ。
東側にあるニューヨークと西側にあるロサンゼルスの直線距離は約4000キロもあり、風土や文化・気候など全然違いますよね。
なので今回作ったアメリカンなインテリアでは
- キッチン:ダイナーアメリカン
- ダイニング:ミッドセンチュリー
- リビング:ネイティブアメリカン
という感じで、ゾーンごとに雰囲気を分けてみました。
一口に「アメリカンなお部屋にしよう!」と思っても手を付けにくいので、分けて考えるとイメージが湧きやすくなります。
ダイナーアメリカンとは?
ダイナーアメリカンというのは、つまりは食堂のスタイル。
アメリカの一般的な家庭料理とかホームメイド感のあるような印象ですね。
もちろんこれはインテリアにおけるイメージですよ!
日本人の感覚で言うと
- マクドナルド
- コカ・コーラ
というイメージを想像するといいかなと思います。
ミッドセンチュリーとは?
ミッドセンチュリーとは、1950年代のアメリカンなインテリアというイメージ。
赤や黄色・オレンジなど明るくて鮮やかな色が使われたりするのが大きな特徴です。
シンプルさとモダンっぽさが融合し、機能的なデザインも魅力の一つですね!
チャールズ&レイ・イームズ(イームズ夫妻)やジョージ・ネルソンといったアメリカ人デザイナーの家具を使うと雰囲気が出ます。
またその時代に活躍した北欧の家具デザイナー(例えば…ハンス・J・ウェグナー、アルネ・ヤコブセン、エーロ・サーリネン…など)の家具も、上手くミックスさせることができます。
ネイティブアメリカンとは?
ネイティブアメリカンは直訳すると先住民族みたいなイメージかなと思いますけど、インテリア目線で言うと
今風じゃないアメリカンなお部屋
という感じでいいですね!
差別的な発想ではなく、開拓時代のアメリカのイメージです。
どことなく民族調のある家具を置くと雰囲気が出ます。
日本人目線のアメリカンでOK
北欧インテリアとかもそうですけど、何も本場のアメリカ風にしなくても、インテリアでは全然OKです。
海外でいうところの「日本風」なお部屋は、現在ではあまり見かけない古い和の印象。
あくまで「日本人目線としてアメリカンに感じるお部屋」というイメージを持つ方がお部屋づくりにはプラスになります。
キッチンはダイナーアメリカンで!
キッチンはコカ・コーラのイメージです。
赤と白の印象がまず強くありますよね。
こちらの賃貸は最初からキッチンが赤だったので、あえてアメリカンにして活かすようにしてみました。
そして黒も合わせることで、よりダイナーアメリカンな雰囲気に。
冷蔵庫やロールスクリーンを黒にし、キッチン家電も赤と黒がメインのものを選んでいます。
意外と探せばこういうデザインあります。
決め手はチェックのキッチンマット!
かなり「っぽさ」を出しますよね!
見た目のまとまり感も出ますし、一気に締まった感じがあります。
ダイニングはミッドセンチュリー風に!
ダイニングはミッドセンチュリー風です。
なかなか言葉で言い表しにくいのですが、シンプルに上で紹介したデザイナーズ家具を使うのがコツ。
リプロダクト品(意匠権の切れたものを忠実に再現した複製品)を使えば、かなりお手軽に雰囲気を出すことができますよ!
今回は赤いチェアと黄色いペンダントランプが特徴。
ビビットな色を使うことで、ポップさが出ますよね。
合わせて黒いチェアも置くことで、キッチンとの統一感も出ています。
こちらはYouTube動画のコメントで教えてもらったのですが、色使いがマック(マクドナルド)っぽいですね!
赤と黄色と黒、まさにアメリカンな印象そのものかなと思います。
リビングはネイティブアメリカンに!
リビングはネイティブアメリカンをイメージしました。
くつろぎ感が大事な空間なので、少しラフなイメージですね。
民族っぽさが出るようなカーテンとラグ、素材でレトロ感を出せるレザーソファとヘリンボーン柄のテーブル。
そしてキッチン・ダイニングと合わせて、お部屋のイメージカラーである赤いチェストをあえてテレビの前に置き、全体をリンクしています。
時計はカラフルな色のある楽し気なデザイン。
こちらも上で紹介したジョージ・ネルソンがデザインした時計ですね。
ポップで楽しい雰囲気を時計でリンクし、赤いチェストで統一感を出すようにすると、それぞれのゾーンで雰囲気は違うものの、全体を通してアメリカンな印象になるかなと思います。
まとめ
今回はアメリカンなインテリアをゾーンごとに分けて作ってみました。
住まいを丸ごと揃えるのが必ずしも正解ではないので、この辺は上手く調整できればいいですね。
あなたらしいアメリカンなお部屋づくりの参考になれば嬉しいなと思います!