寝室は寝る部屋ですが、家族以外が入らない場所という考え方をすれば細々したものを置きやすい部屋とも言えますよね。
リビングには極力細かい物を置かずスッキリとさせ、細々したものは見えない場所に置くことで、整理整頓されたリビングが実現します。
では寝室にちょうど良い本棚とはどのようなものでしょうか。
ここでは寝室と本棚に焦点を当てて考えていこうと思います。
寝室に置く本棚の条件
寝室に本棚を置く場合、次の3つに注意して置くことがポイントです。
- リビングの細かい物を収納できる
- 寝室で読みたい本を使いやすく収納できる
- 万が一の深夜の地震に備えよう
1.リビングの細かい物を収納できる
寝室に本棚を置く場合、リビングの細かい物を収納するのにうってつけと言えます。
必要最低限のサイズでもいいのですが、どうせならリビングの細かい物までも収納できる大きさがおすすめ。
スッキリと整理されたリビングになります。
2.寝室で読みたい本を使いやすく収納できる
寝るときに本を読むという人はとても多いはず。
寝室に本棚があると、そういう人はとても使い勝手が良いですよね。
でも寝室だからこそ使いにくい本棚はイヤなもの。
寝室は薄暗い可能性が高く、どこにお目当ての本があるかが分からないと使い勝手が悪くなります。
カラーボックスのように奥行きがあると、どうしても前後に収納したくなり、奥に何の本があるのかが分かりにくくなります。
また、低い位置というのは見にくいもので、薄暗いとなおさら。
できれば立った時に目線付近にあるととても使い勝手が良くなります。
3.万が一の深夜の地震に備えよう
ぼくは2018年9月6日の北海道の大地震を経験しました。
北海道のほぼ全域がブラックアウトしたと報道されていたので、それで覚えている人もいるかもしれません。
深夜3時の地震で、寝ているときに深度6弱を観測し、直後に停電し、とても怖かったです。
その時に強く思ったのが、寝室の家具は
- 転倒防止をする
- 配置を工夫する
ことが大事という点です。
転倒防止をしよう
寝室の本棚で最も注意したいのが、本棚の転倒です。
リビングの本棚は万が一地震で倒れても逃げることができます。
理由は寝ていないからですね。
でも寝室では寝ている可能性が高く、もし寝ているときに本棚が倒れてきたら大けがに繋がってしまいます。
寝室に置く本棚には、転倒防止措置の付いたもの、もしくは自作で転倒防止バンドなどを取り付けることをおすすめします。
転倒防止措置がないと安心して寝られないので、寝室に置く本棚としては最も重要なポイントかもしれません。
配置を工夫しよう
配置を工夫することも大事。
倒れてもぶつからない位置に置けるなら、それがベストです。
難しいなら、万が一倒れても頭部だけは避けるように置こう。
転倒防止との二段構えだと、より安心ですね。
体に当たらない位置に置くことの次に大事なのが、もし地震で倒れたとしても出入り口をふさがないレイアウトを心がけるという点。
大きな地震の直後は、リビングに出てテレビで情報を得たり、万が一の停電に備える・ガスの元栓を確認する…など、いろいろやるべきことがありますよね。
何より、寝室の扉は唯一の避難経路。
寝室側に開くドアの場合は、もし倒れても出入り口がふさがれない位置になるべく置くのがおすすめです。
寝室にピッタリの本棚
上記のような条件を満たすおすすめの本棚がコレ。
壁一面に本や小物類を収納できるので、寝室をスッキリ整理できます。
奥行の少ないタイプにすれば、高さがあっても圧迫感はかなり減りますよ。
↑ 幅木よけ仕様になっているので、壁にピッタリ付けることができます。
寝室に合う「ひのき」素材
リラックス効果が期待できる「ひのき」で作られているのも、大きな特徴。
高級素材のため価格はその分高くなってしまいますが、寝室がひのきの香りに包まれ、快眠に繋がります。
壁面タイプという大きい家具だからこそ、ひのきの作用もより大きくなりますよね。
転倒防止措置が優秀
最も注意すべき転倒防止措置。
この本棚は天井としっかり突っ張ることができ、高さが中途半端な本棚よりはるかに安心感があります。
点ではなく面で突っ張ることができ、より安心して寝ることができますね。
組み合わせて使える
3つのサイズを基本に、組み合わせて使うことができます。
天井と突っ張って固定できるので、幅の少ないタイプも安心して使えますよ。
様々なアレンジが可能
↑ 小さなモニターくらいなら問題なく置けるので、寝室で映画を見るなど使い方に幅がでます。
↑ 背面に板がないので、コンセントも普通に使えて便利ですよ。
まとめ
寝室に本棚を置くときは、最も大事なのが「倒れない」こと。
倒れそうな本棚では安心して寝ることができません。
収納力があり、使いやすく、なおかつ倒れない本棚が寝室に向いている本棚と言えます。
こちらも参考にしてください。