一人暮らしのお部屋で「収納が足りない…」と悩んではいないでしょうか。
物が溢れていると、せっかくのインテリアも台無し。
ゆったり休むこともできませんよね。
そこでおすすめなのが「収納ベッド」。
大きなベッドが収納スペースになれば、かなりの収納量になりますよね。
ここでは、一人暮らしにピッタリな収納ベッドを紹介しようと思います。
収納ベッドの種類
一口に「収納ベッド」と言っても、実はいくつか種類があり、それぞれメリットやデメリットがあります。
価格 | 収納力 | 使い勝手 | |
---|---|---|---|
引き出し収納ベッド | 安い | 少ない | シンプルで使いやすい |
チェストベッド | 高い | 多い | 小分けに整理しやすい |
跳ね上げ式ベッド | 高い | 多い | 大きい物を収納できる |
引き出し収納ベッド
最も一般的な収納ベッドですね。
使い勝手も簡単にイメージできるはず。
一番のメリットは、収納ベッドの中では安いタイプという点。
収納量はそれほど多くないことが多いものの、普通のベッドに引き出しがプラスされているという捉え方がピッタリです。
引き出し内の高さがどの程度か、引き出しの反対側はどうなっているか、によって収納力が変わってきます。
チェストベッド
引き出しが二段になっていて、まるでチェストのようなベッドです。
収納力と、細かい物を整理しやすい点が最大の魅力。
弱点は価格の高さと、寝床の高さ。
構造が複雑なため、価格は高めになります。
また、引き出しが二段になっているため、マットレスをのせる床板面が高くなってしまいます。
薄型のマットレスを合わせるなどの工夫が必要になります。
跳ね上げ式ベッド
マットレスと床板が「ガバッ」と持ち上がるタイプ。
仕切りのない圧倒的な収納力と、物を取り出しやすい間口の広さが大きなメリットです。
また、引き出しを「引くためのスペース」も不要で、お部屋を広く使うということに関しては最も適しています。
値段が高いのと、つくりや設計が大げさな感じがする点がマイナス。
持ち上げる際は、ガス圧シリンダーという部品が上げ下げをサポートしてくれますが、片手でササッとできるような軽さではありません。
手軽さという点では、引き出しのほうが上です。
一人暮らしにおすすめの収納ベッド 7選
用途に合わせて選べるよう、
- 引き出しベッド
- チェストベッド
- 跳ね上げベッド
と分けて紹介していきます。
また、布団で寝る人に使いやすい「収納付き畳ベッド」も最後に紹介します。
引き出し収納ベッド 2つ
引き出し付きは比較的安めに揃えることが可能。
収納力は劣りますが、価格に大きなアドバンテージがありますよ。
定番カラーのシンプルな引き出し付きベッド
棚・2口コンセント付きのシンプルな引き出し収納ベッド。
木目のあるデザインが、価格以上の高級感を演出してくれます。
↑ 収納力は決して高くないものの、小物を整理するには必要十分です。
↑ その分だけ高さを抑えることができるので、圧迫感がなく、開放的な雰囲気にできます。
また、ブラック以外にも定番カラー3色があります。
↑ ホワイトはスッキリ広々した雰囲気に。
↑ ナチュラルは文字通りナチュラルでやさしいテイスト。
↑ ブラウンは温かみのある色味ですね。
【価格】
シングル×マットレスセット:4万円前後
おしゃれなグレー系の引き出しベッド
こちらはグレー系の色味と木目感がオシャレな、引き出し付きベッド。
棚コンセント付きで、使い勝手は上のタイプとほぼ同じです。
↑ 「カラー:シャビーグレー」のアップ。
シャビーシックなインテリアや、塩系インテリア・ホワイトグレーインテリアなどにピッタリです。
↑ やや濃いめが「カラー:ヴィンテージグレー」。
高級感のある雰囲気になります。
↑ モダンさとナチュラル感が融合し、スタイリッシュな雰囲気になります。
↑ 収納力はまずまず。
おしゃれな雰囲気に、ついでに引き出しが付いてるという感じのほうがいいかもしれませんね。
【価格】
シングル×マットレスセット:3~4万円前後
チェストベッド 2つ
チェストベッドは、一段の引き出し付きベッドよりも価格が上がってしまいますが、その分だけ収納力も上。
- 便利な棚付き
- 省スペースなヘッドレス
の2タイプを紹介します。
コスパのいい高品質な棚付きチェストベッド
圧倒的な収納力と整理整頓しやすい5杯の引き出し、使いやすい棚、コンセント付き、国産…。
コストパフォーマンスがとても良いチェストベッドです。
↑ 引き出しはスライドレールになっているため、開け閉めはとってもスムーズ。
浅型4杯と深型1杯、全5杯の引き出しです。
↑ 引き出しの反対側にも大きな収納スペースがあります。
丸めたラグなどの長い物や、捨てるに捨てられない保管物、季節家電などをスッキリ見えないように収納できます。
↑ 棚の奥行きは、必要最小限。
小物を置いたりスマホを充電することができ、あまりベッドが大きくなりすぎないようデザインされています。
国産でほこりの入りにくい作り、底板付きなど、引き出しタイプよりは高いものの「コスパ」という面では非常にすぐれているベッドですよ。
【価格】
シングル×マットレスセット:6万円前後
省スペースに置けるすっきりチェストベッド
↑ ヘッドのないスッキリしたデザインが魅力。
圧迫感がなく、省スペースに置くことができます。
↑ 上で紹介したタイプと収納はほぼ同じで、5杯の引き出しと長物スペースに分かれています。
↑ 一般的なベッドだと、物があふれ、壁からベッドが飛び出してしまう場合もありますよね。
別に収納家具を置く必要が出てきそうです。
↑ ヘッドのない省スペース性と、圧倒的な収納力があるので、収まりが良くスッキリ整理されたお部屋になります。
↑ ホワイトだと周囲に溶け込み、ベッドが小さく感じ、逆にお部屋が広く感じます。
↑ ナチュラルは他の家具との親和性もよく、お部屋にスムーズに馴染んでくれそうですね。
【価格】
シングル×マットレスセット:6万円前後
跳ね上げ収納ベッド 2つ
圧倒的な収納力があり、「引き出すスペース」も不要な跳ね上げ収納ベッドは、お部屋の狭い一人暮らしの救世主。
レイアウトに悩まないよう
- 縦開き
- 横開き
の2タイプを紹介します。
本棚付きの横開き跳ね上げベッド
跳ね上げの圧倒的な収納力に加え、ヘッドボード内に本棚が隠されている珍しいタイプ。
本好き・マンガ好きな人にピッタリですね。
よく読む本は本棚へ、保管用はケースに入れてベッド下へ、しっかり分けて管理できます。
↑ キャスター付きなので、たっぷり収納しても楽に出し入れできます。
↑ 横開きで本棚もサイドからの出し入れなので、ベッドの横方向が空いているレイアウトのお部屋にピッタリ。
片方を壁にベッタリ付けても、壁にぶつからず「スライドしながら」上がるので問題はありません。
↑ 2口のコンセント付きなので、スマホ充電用のほかに、おしゃれなクリップライトを付けてもいいですね。
快適な読書スペースになります。
価格も抑えめなので、本好きの人は検討する価値ありですよ。
【価格】
シングル×マットレスセット:6~7万円前後
⇒追記:販売終了
おしゃれな照明付きの本格跳ね上げベッド
くり抜いたようなヘッドに、オシャレな間接照明が付いた跳ね上げベッド。
デザイン性が良く、オシャレにこだわりたい人におすすめです。
↑ 縦開きなのでガバッと開き、開口が広いため出し入れもしやすいです。
↑ チェストベッドなどの長物スペースは、マットレスをよける必要がありますが、跳ね上げ式は乗せたまま開閉できます。
引き出すスペース・マットレスをよけるスペースなどが不要で、よりスマートに出し入れができますね。
↑ ヘッドは上下二段になっているので、小物限定ですが想像以上に置けます。
照明がとってもオシャレですね。
下部は雑誌などを収納できる棚になっています。
↑ 背面化粧仕上げになっていて、ベッドでお部屋を仕切るのにも最適です。
↑ 同シリーズのブラウンもありますよ。
【価格】
シングル×マットレスセット:7~8万円前後
布団寝なら収納付き畳ベッド
という人も、一人暮らしでは珍しくないと思います。
そういう場合は「畳ベッド」がおすすめ。
↑ 寝る時は畳ベッドに布団を敷いて寝ることができ、布団を上げれば小上がりのようなスペースになります。
ベッドが「睡眠スペース」ではなく、普段から使える活きたスペースになりますよね。
それでいて大容量の収納スペースを確保することができます。
↑ 床に布団を敷いて寝るのと似た状況ながら、床下に収納スペースでもできたような、そんな大きな差が生まれます。
↑ すのこと畳を上げて、楽に出し入れが可能。
構造がシンプルなため、価格もググっと抑えることができます。
床で寝るよりも
- ホコリの少ない高さで寝られる
- 床は寒いので暖かく寝られる
といったメリットもあり、価格分の働きは十分してくれるはずですよ。
【価格】
シングル:4~5万円前後
まとめ
一人暮らしでお部屋が狭いときは、大きな家具であるベッドを収納付きにすることで、一気に収納スペースを増やすことができます。
価格はやや上がってしまいますが、それを補って余る「スッキリ」を手に入れることができますよ。
こちらも参考にしてください。