という悩みはないでしょうか。
北欧インテリアの人気もさることながら、南欧風インテリアやプロヴァンス風インテリアと呼ばれるスタイルも、特に女性に大人気です。
そこで、現状のお家・お部屋で南欧風インテリアを構築できるよう、ポイントを紹介していきます。
南欧風インテリアの3つの共通ポイント
南欧風なインテリアにするには
- 素朴で温かみのある木製家具
- アンティーク感のある華奢なアイアン雑貨
- ブルーやオレンジをアクセントカラーにする
という3点を意識しよう。
1.素朴で温かみのある木製家具
家具は木製家具を中心にコーディネートしよう。
特に
というコンビの木製家具は、南欧のテイスト感をグッと演出してくれます。
また、脚に装飾のある家具は南欧と親和性がとっても高くておすすめです。
2.アンティーク感のある華奢なアイアン雑貨
アンティーク感のある黒くて細いアイアンも、南欧のテイストによく似合います。
あまり太くてごついタイプや、アイアン家具が目立ちすぎたりすると、ヴィンテージ感が出すぎて南欧風が影をひそめてしまうので、ポイントで少しだけ取り入れる感覚がちょうどいいですね。
↑ さりげなくアピールするアイアンが、とってもオシャレです。
3.ブルーやオレンジをアクセントカラーにする
南欧風では、ブルーやオレンジをアクセントカラーにするのがおすすめです。
理由は、南欧インテリアの中心であるフランス南東部のプロヴァンス地方は、地中海性気候のとっても暖かい地域なのですが、この暖かい地域のテイスト感を出すことで、南欧のテイストがより引き立つからです。
オレンジは降り注ぐ太陽の色
↑ 爽やかな風が流れそうな印象ですよね。
もちろん使いすぎはマイナスなので、その空間の中で程よいアクセントとして使うのがポイントです。
ブルーは興奮を落ち着かせてくれる色なので、リビングのラグにも最適ですよ!
住宅の作りで差が出る
上記の3点に気を付けたとしても、実は南欧風なインテリアにはなりません。
このテイストは住宅の設計段階から始まっていることが多く、シンプルに外観を見るだけでもすぐに分かります。
南欧風な住宅
このような住宅を、けっこうあちこちで見ると思います。
屋根はオレンジの瓦で、三角屋根の下に飾り(妻飾りといいます)があり、玄関はアーチ型でテラコッタで装飾されているのが大きな特徴です。
まさにこれが南欧風な住宅ですね。
このような外観になっている場合、内装も南欧風になっていることが多く、逆に言うと一般的な住宅の場合は最初からハンデを背負ってインテリアを構築していく必要があるということです。
南欧テイストを出す8つの実例
- アーチ型
- ドアのデザイン
- 漆喰の壁
- テラコッタ
- タイル調クロス
- 素朴で温もりのある木の家具
- アンティークなアイアン家具
- 海のブルーと太陽のオレンジ
前述した3つのポイントと被る部分もありますが、具体的にはこの8つを意識すると、それっぽくなります。
2・ドアのデザイン
この二つは最初から南欧風な住宅じゃないと、取り入れるのにかなりコストがかかります。
4.テラコッタ
5.タイル調クロス
この三つはDIYで取り入れることが可能ですが、ややハードルは高くなります。
7.アンティークなアイアン家具
8.海のブルーと太陽のオレンジ
この三つは家具を替えれば取り入れることができるので、最もハードルが低くなります。
1.アーチ型
エクステリアのアーチ型は先ほど紹介しましたが、おうちの中もこのようにアーチ型になっていると、グッと南欧風になります。
↑ ニッチの形状もこんな感じでアーチ型だと似合いますよね。
2・ドアのデザイン
- ガラスで光を取り込める
- 淡いブルーやグリーン
- アイアンで装飾されている
このようなドアだと、南欧にピッタリですね。
3.漆喰の壁
南欧インテリアに漆喰の壁は欠かせません。
一般的なクロスの場合は、漆喰風のクロスを貼ったりすることで対応できます。
4.テラコッタ
エクステリアはもちろん、インテリアにも積極的にテラコッタを取り入れよう。
5.タイル調クロス
特に水回りには、積極的にタイルを取り入れよう。
ブルーを織り交ぜると
テイスト感
の両方が出るのでピッタリですね。
6.素朴で温もりのある木の家具
家具は素朴でシンプルなデザインや、ナチュラル感のあるものがよく似合う。
特に「ろくろ脚」の家具がおすすめですよ。
7.アンティークなアイアン家具
↑ 家具や雑貨はもちろん、手すりもアイアンを取り入れやすい。
もちろん住宅設計の段階では、ですが。。。
↑ 照明もアイアンを取り入れやすいアイテムの一つ。
アンティーク感をどれくらい取り入れると、好みの雰囲気になりそうかを意識するのがいいですね。
↑ このような時計も、とっても似合いますよ!
8.海のブルーと太陽のオレンジ
ホワイト・ブラウンで全体を調整し、アクセントにブルーを取り入れると、南欧風な印象になります。
そもそも南欧って、どこ…?
南欧風とは、フランス南東部のプロヴァンス地方を指しています。
地図の赤丸の辺りですね。
東側にイタリアとの国境があり、南は地中海です。
暖かくて過ごしやすい地中海性気候が南欧風の大きなポイントでもあり、北欧風が寒い地域のインテリアなら、南欧風は暖かい地域のインテリアという言い方ができそうですね。
まとめ
基本的には、最初から南欧風な住宅になっていないと、なかなか満足のいくインテリアになりにくいかもしれませんが、それでも家具を替えてDIYで雰囲気を出すことで、ある程度は近づけることができます。
雑貨類も合わせて、ぜひトライしてみてください!