と悩んではいないでしょうか。
あまり見ない形状なので、使い勝手のイメージが湧きにくいですよね。
特にカビの心配があるフロアベッドなので、自分に合うかしっかり見極めたいところ。
そこでここでは、フロアベッドの選び方とおすすめを紹介しようと思います。
失敗しない選び方 3つの大事なポイント
どのフロアベッドするかを決める時は、デザインや価格ばかりではなく次の3点を意識しよう。
- 床板はできるだけ「すのこ」がおすすめ
- フロアベッドにも2種類がある
- ワンランク上も視野に入れよう
1.床板はできるだけ「すのこ」がおすすめ
フロアベッドの最大の弱点が通気性の悪さなので、できれば床板がすのこになったタイプを選ぼう。
少しでも通気性を良くでき、すのこにするデメリットもほとんどありません。
すのこになっていればカビないという単純なものではないものの、カビにくくなるのは間違いありません。
2.フロアベッドにも2種類がある
床にベッタリ置くフロアベッドですが、大きく2種類の形状があります。
↑ 割と多いのが、マットレスをフレームにはめ込んで使うタイプ。
マットレスの前後左右がふさがれてしまうので、通気性がとても悪くなります。
↑ マットレスをフレームに乗せて使うタイプ。
マットレスが囲まれていないので通気性は少し良くなりますが、マットレスがズレやすくなります。
フロアベッドの形状とカビやすさの関係は、こちらで詳しく書いてありますので参考にしてください。
3.ワンランク上も視野に入れよう
フロアベッドは
- 価格の安さ
- 圧迫感のなさ
というメリットがあるので、より広いベッドにしやすいと言えます。
本当はセミダブルで寝たいけど安く済ませたいから…という人にもピッタリですね。
また、予算をマットレスに回すことで、ワンランク上の寝床にすることも。
フレームが安いので
- フレームをワンサイズ上にする
- マットレスをワンランク上にする
という部分に予算を回すことができますよ。
フロアベッドの選び方 まとめ
よほどデザインが気に入った場合などをのぞき、できれば床板がすのこになったタイプを選ぼう。
フロアベッドは「安い」「低い」という大きな特徴があるので
- 安く揃えたい学生の一人暮らし
- 赤ちゃんの転落防止を考えている家族
- 和室に似合うベッドを探している人
といったシーンに、特におすすめですよ。
おすすめのシーン | 向いてる人 | 向いてない人 |
---|---|---|
学生の一人暮らし | ・安いベッドを探している人 ・狭いお部屋に開放感を出したい人 | ・日当たりの悪い物件の人 ・メンテナンスしにくい住まいの人 |
赤ちゃんの転落防止 | ・床だと硬くて眠れない人 ・布団の上げ下げが億劫な人 | ・子育てでメンテが間に合わない人 ・ハウスダストに反応しやすい人 |
寝室が畳の部屋 | ・和室のインテリアを気にする人 ・畳にベッドの跡を付けたくない人 | ・硬い敷布団でも問題なく寝れる人 ・ホコリを頻繁に掃除したい人 |
シーン別のおすすめフロアベッド7選
フロアベッドが向いている「3つのシーン」に合うおすすめを紹介。
同じフロアベッドでも案外それぞれに違いがあり、シーンに合うタイプと合わないタイプがあるものです。
【1.学生の一人暮らしにおすすめのフロアベッド】
まずは10代後半~20代前半の、学生さんの一人暮らしに最適なタイプを紹介します。
コスパ重視の激安フロアベッド
価格の安さ、おしゃれなデザイン、すのこ仕様の床板・開き止め金具…など、フロアベッドとしての魅力を総合的に兼ね備えたモデルです。
すのこで通気性を確保し、サイドフレームが「くの字」にならないよう開き止めも付いています。
棚・コンセントも付いて使いやすく、とってもコスパのいいベッド。
とにかく出費を抑えたい人に、特におすすめですよ。
すのこだけの超節約ベッド
もはやベッドと呼んで良いものか微妙ではありますが、棚もフレームも不要なら「すのこだけ」にするのも一つの手。
とにかく安く済むのが特徴で、引っ越しや模様替えなどにも柔軟に対応できます。
このようにすることで布団干しとしても使えます。
一人暮らしのアパートなどは布団を干すベランダがない場合も多いので、とっても重宝する機能ですよ。
【2.赤ちゃんの転落防止におすすめのフロアベッド】
次は、赤ちゃんや小さな子供と添い寝する家族に最適なフロアベッドを紹介。
おすすめは「連結」できるフロアベッドです。
連結できるベッドとは、二台のベッドを、あたかも一台の大きなベッドのように金具で連結して使うことができるタイプ。
家族みんなで寝ることができ、低いのでもし落ちてもケガにつながりにくいメリットがあります。
床に布団を敷いて寝ると、安全面では大きなメリットがあるものの、大人にとっては硬くて寝にくいものですよね。
しっかりベッド用のマットレスで寝ることができるため、安全面と寝心地のバランスのいいベッドになりますよ。
フレームは金具で連結されるため隙間はできませんが、マットレスの隙間はどうしても出来てしまうので、隙間を埋めるパッドなどを活用するのがおすすめです。
高さ・通気性・価格のバランスのいいタイプ
寝床が高すぎず、それでいて通気性も考慮され、メンテナンスもしやすいバランスのいい連結ベッド。
赤ちゃんのいる家庭にピッタリで、価格も抑えめ。
マットレスを、はめ込むのではなく「乗せる」形状にすることで、通気性やメンテナンス性がグッと良くなっています。
一台ずつ使うこともできるため、後々のことをイメージしてサイズを選ぶのがポイントですよ。
⇒追記:販売終了
照明付きのモダンなタイプ
LED照明付きの、少しモダンでかっこいいタイプの連結ベッド。
赤ちゃんのおむつ交換や夜泣き時などに、照明がついていると重宝します。
すのこで通気性も良く、大きさを感じさせない白なので大きなベッドには最適な色。
子供がいても、寝室をスタイリッシュな雰囲気にしたいファミリーに向いています。
ナチュラル感いっぱいの木目タイプ
天然木パイン材の木目がとってもやさしい雰囲気の、連結フロアベッド。
マットレスをはめ込むタイプなので、メンテナンスはややしにくいものの、高さを抑えることができるメリットが出てきます。
棚の下の作りが簡素なおかげ(?)で、通気性が向上。
角が丸く加工されているので、高さ重視・安全性重視というファミリーに向いていますよ。
⇒追記:販売終了
【3.和室に似合うおすすめフロアベッド】
最後は和室に置く場合のおすすめ。
和室には敷布団のように低いベッドが似合います。
木の色味を揃えると、よりいい感じにまとまりますよ。
和室にベッドを置く際のポイントは別記事にまとめてありますので、そちらも合わせて参考にしてください。
縦型照明が和モダンな雰囲気のフロアベッド
ヘッドの左右に配置された縦型の照明が、とってもおしゃれ。
和モダンな空間にピッタリです。
通気性を考慮されたすのこ床板で、畳へのダメージも軽減。
コンセント・棚も付いていて使い勝手も良く、和室に合わせることで、重厚な雰囲気の和モダンな寝室になりますよ。
まとめ
フロアベッドはカビに弱いデメリットはあるものの、開放感や価格の安さ・おしゃれさなど、メリットも多くあります。
あなたのシーンに最適なフロアベッドをセレクトしてくださいね。
カビが気になる場合は、低さと通気性を併せ持つ「脚付きローベッド」もおすすめです。